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 『日本の話芸』 笑福亭福笑「千早ふる」

私も注目している噺家さんの中の一人、笑福亭たま師のお師匠さん、って程度の知識しか無かったんですが… いやぁ、何と言いますか、凄かったですなぁ… 上下を切らないって極端などカメラ目線に見える独特なスタイルは初めこそ戸惑ったものですが、実際にはカ…

 『らくごくら』#44、#45 「そごう寄席〜三喬・たい平二人会@大阪心斎橋そごう劇場」(前編)(後編)

#44 前編 林家たい平「お見立て」 笑福亭三喬「仏師屋盗人」 #45 後編 笑福亭三喬「禁酒関所」 林家たい平「幾代餅」 旅行をしていた間に放送された前編と通しで観たんですが… 前編の二席に比べると後編が私的にはもひとつ。 長いマクラからのたい平師の「お…

 『らくごくら』#43 「三代目『林家染二』襲名十周年記念 染二未来十八番」

林家染二「宿替え」 林家染二「蛸芝居」 会社員として、またその業界として行きたかったけれども行くと確実に仕事に支障が出るのが解っていたからこそ歯噛みし泣く泣く諦めた染二未来十八番、そのうちの一日が観られるんだから文句なぞございませんし、繁昌…

 『らくごくら』#42 「第9回朝日いつかは名人会」(後編)

とっておきトーク(古今亭朝太、春風亭一之輔、柳家喬太郎) 柳家喬太郎 「錦の袈裟」 個人的にトークショウで印象に残ったのは、一之輔さんが最初に好きになったという某バンダナの師匠(笑)について 「真似とかしなかった?」 「大学の落研に入るような人…

 『らくごくら』#41 「第9回朝日いつかは名人会」(前編)

柳家小ぞう 「子ほめ」 春風亭一之輔 「鈴ヶ森」 古今亭朝太 「火焔太鼓」 出演順が芸歴で、本来ならば技術っか芸の腕もこの順になっている筈で、実際に経歴からも観た印象としてもこの順でいいとは思うものの、しかし私らが楽しんだ順、となると実は 【春風…

 『らくごくら』#40 「第4回東西笑いの喬演 〜柳家喬太郎・笑福亭三喬 東西二人会〜」(後編)

ここんトコ録っておいた所謂名人と呼ばれたりまぁ有名な人のアーカイブを観ていたんですけども、これが個人的にはどうにも。多分、寄席という小屋の中で、出演者のお約束や間合いを重々承知しているお客さんがある程度いる空間っか状況でのものならばまた違…

 『らくごくら』#39 「第4回東西笑いの喬演 〜柳家喬太郎・笑福亭三喬 東西二人会〜」(前編)

今年の2月29日にワッハ上方 ワッハホールで開催されたものが観られる、ってのは有り難いですよな… いやまぁ過去のだっていいんですよ、先日放送された「上方演芸ホール特別版 「ちりとてちん」の落語を聞こう!」なんてホント、殆ど全部凄かったですもんね… …

 「上方演芸ホール特別版 「ちりとてちん」の落語を聞こう!」

http://www3.nhk.or.jp/asadora/b_info.html 第一回、見逃した…(涙) って事で早速HDDレコーダーに予約。放送予定、ですが… 3月3日(月) 深夜2:55〜・「愛宕山」 桂 文枝3月4日(火) 深夜2:45〜・「辻占茶屋」 林家染丸3月5日(水) 深夜3:00〜・「ち…

 『らくごくら』#38 「第二回新鋭上方落語会」より。

・笑福亭鶴二「七段目」 ・桂梅團治「お玉牛」 2007年9月20日に行われたものから、ってもぅ半年近く前の会のもので、しかも既に去年の11月にこの会から笑福亭三喬師匠の「ぜんざい公社」と桂雀々師匠の「鷺とり」が放送されているのに? もちっと何とかなら…

 NHK教育 日本の話芸『出世夜鷹・三笑亭夢丸』

確かに聴いた事も読んだ事も無い珍しい噺だとは思ったものの… 以前『らくごくら』で柳家喬太郎師匠がかけた「錦木検校(「三味線栗毛」)」のような講談物のような、但し、こちらは一週間くらいかける通し講談のダイジェストっか総集編的な感じでお話は解るも…

 『らくごくら』#36 第8回朝日いつかは名人会(後編)

今日の昼放送された『笑いがいちばん』総集編で花録師匠の「長短」を観れたんで前回の花ん謝さんのと比べる事が出来たんですけども、師匠にキッチリ倣っているのはよく解ったものの、ほぼ一緒な筈なのに師匠のは素直に笑えたのと比べると花ん謝さんのは気持…

 『らくごくら』#36 第8回朝日いつかは名人会(前編)

さながら花録一門会のようではあったものの… この前半が辛かった… 柳家花いちさんの「道灌」、まぁ前座さんにアレコレ言うても仕方ないんだけど落ち着きが無いのも空間のとり方や正面が切れないのも仕方ないとは思うが声が出てないってのは… 愛嬌は無くはない…

 NHK総合笑いが一番

『芝浜』をパックンマックンの漫才、インスタントジョンソンによるコント、そして三遊亭白鳥師匠の落語という演芸でリレー形式で… という試みそのものは否定する気は無いんだけど、登場人物が二人だけの『芝浜』を、しかも年明けにやられてもなぁ… っと思わ…

 『らくごくら』#35 「東西噺の華咲き競う 第2回染丸・権太楼二人会」より。

吉本所属、で、ランクからいってもこの番組で染丸師匠等を観る事は出来ないってのは解ってはいても残念な気持ちにはなりますが… まぁ、その分色々な噺家さんが観られるからいいんですけどね… ってのはさておき、一席目は ・林家染二「片棒」 師匠らの前、と…

 NHK教育 日本の話芸『不動坊・桂文珍』

文珍師匠へのイメージは「古典もするがどちらかと言えば新作派」ってのでしたが江戸落語版で聴き慣れていたこの噺、元は上方のものらしいという事でその違いも含めて楽しみましたが… つるつるっと実に手馴れ無理無駄の無い芸で、しかも現代的なクスグリやら…

  『らくごくら』#34 「林家染二独演会2007 〜染二襲名十年〜」

プレ独演会を観に行ってとても満足をしたんですがやはり観たかった本公演。仕事や財布の都合で観に行けなかった東京公演、大阪公演についてはなんとなく心残りと言うかずっと引っ掛かる感じがしていたんですが新春早々の08年の最初の放送で観れるなんて!っ…

 M-1グランプリ2007。

素人の適当な感想なんでそれぞれのファンの人は怒っちゃ嫌よ。 休み前までの仕事で気分がスッカリ膿んでいたのもあったので初めて敗者復活戦から観る事にしたんだが期待の麒麟が「モーションサウンドアドベンチャー」では… 確かに安定感や華、そして慣れてい…

 NHK教育 日本の話芸『子は鎹・桂ざこば』

TVタレントとして桂朝丸時代から知っている方ではあるが、「どもり」「噛み」「忘れ」等々落語家としてはマイナスな要素がある方 でもあるしさて? と思っていたのですが、こちらがタレント「桂ざこば」に慣れているからというだけでなくプロという事につい…

 NHK衛星第二『蔵出しエンターテインメント・桂米朝劇場』

今回の特集はコレで終わりでありますが、最後にタップリとした大ネタで「百年目」って事でしたが… 今回のもお風邪を召していらっしゃられるという事でありましたが、ただただ堪能!っと言いたいトコロなんですが、映像ソフトとしての出来があまり良くないの…

 『らくごくら』#33 「第二回新鋭上方落語会」より

・笑福亭三喬 「ぜんざい公社」 物腰の柔らかさと愛嬌のある師匠でさてこのお役所批判の噺をどう演じられるのか?と思っておりましたが噺が非常に解り易い関連性のあるマクラから入る噺はこれまで観てきた三喬師匠のテイストはそのままに時折エグみのある皮…

 NHK衛星第二『蔵出しエンターテインメント・桂米朝劇場』

本日は1996年3月22日『日本の話芸』で放送された落語「本能寺」。 冒頭、喉の調子が良くないと仰られていてちょいちょいキレに濁りが出る部分もあった事よりも観客の咳やらが邪魔臭く思えたもんですがそれも歌舞伎の型の説明も兼ねた振りくらいまででいざ本…

 NHK教育 日本の話芸『幸助餅・林家染丸』

短縮版だったのが勿体無いと言うか残念と言うか… こってりした人情噺の筈なんですが師匠にかかると実に気持ちのいい噺でもっと観ていたい、もっと聴いていたいと思っただけに所々の刈り込みっかカットなぁ… 民放じゃぁないんですから演目を通しでカッチリや…

 NHK衛星第二『蔵出しエンターテインメント・桂米朝劇場』

今夜は1990年「東西落語名人会」から「七度狐」(しちどぎつね)。 『上方落語メモ【世紀末亭】』様で知ったのですが「東の旅」シリーズの中の一編だそうで、この中では笑福亭三喬師匠による「三十石夢通路」しか聴いていなかったんで楽しみだったんですが、…

 NHK教育 日本の話芸『井戸の茶碗・三遊亭歌司』

清兵衛さんが高木佐太夫に仏像からお金が出てきた事を説明されている辺りでもぅ眠くて退屈で堪らんので中座して昼寝しましたな。で、屑屋繋がりで染二師匠の『らくだ』のCDを聴いたら目ぇ醒めて笑って笑って聴き終えて改めて昼寝しましたわ。 去年『らくご…

 NHK衛星第二『蔵出しエンターテインメント・桂米朝劇場』

たまたま新聞の番組欄で見かけて早速の視聴の今夜は「この人「桂米朝ショー」(初回放送:1985年3月7日)。 司会の坂本九、そして桂枝雀師匠と若ッい桂小米朝師とあんまり今と変わらない小沢昭一氏が観ていて何とも切なくもあり。正直、坂本九の司会はあまり…

 BSふれあいステージ・お好み寄席『親子酒・立川文都』

この番組の「花の落語家六人衆」ん時はぶっちゃけ『笑点』のエッセンスやシステムの流用それ自体はどうこう言う気は無いんだけど、解答に『笑点』の大喜利ならば時折落語の噺に引っ掛けた解答があったりするのと比べるとそういうヒネリを見かけた事がほぼ無…

 『ちりとてちん』雑感。

落語の世界も題材に、染丸師匠が監修についておられるって事で一応観てはいるんですけど役者の演技がいいのに比べるとお話の出来はもうちょっと何とかならんもんかと思うのは色々な落語家さん方の経歴やらブログやら本やらを読んでいるから、ってのもあるん…

 『らくごくら』#32 「第7回朝日いつかは名人会(後編)」

前半のトークショーは若手の後輩が慣れていないせいもあってか「転がらない(by喬太郎師匠)」ものではありましたが、この時点でTVのトークバラエティ番組のヒナ壇タレントさん並みに回して広げて転がしてもねぇ? お二方について 「そんなに師匠が好きか?…

 NHK総合笑いが一番『鍋草履・桂歌丸』

いつもは3組のところを歌丸師匠とのトークと噺の時間にあてた構成は先輩を立ててのものなんでしょうがさて… っと観るに、以前観た楽太郎師匠の落語とはもの物が違いますな。人(ニン)が違うってんじゃなくて出来が違う。喋りがハッキリとしていて正面等の切…

 『らくごくら』#31 「第7回朝日いつかは名人会(前編)」

これからの落語家さんの為の場としてはCSとは言えTVという舞台、決して悪いものではなくまた毎回思うんですがお客さんが優しいと言うかいい雰囲気の会だなぁ… っと田舎者としては羨ましいものでありますな。 ・三遊亭歌ぶと 「道具屋」 前座さんにアレコ…