『らくごくら』#36 第8回朝日いつかは名人会(後編)

 
 今日の昼放送された『笑いがいちばん』総集編で花録師匠の「長短」を観れたんで前回の花ん謝さんのと比べる事が出来たんですけども、師匠にキッチリ倣っているのはよく解ったものの、ほぼ一緒な筈なのに師匠のは素直に笑えたのと比べると花ん謝さんのは気持ち悪いっか不愉快なのは相変わらずで… 何故?っと思うに、どうもいい答えは無く「御人柄」としか言い様が無いなぁ… っと思いつつの前半のトークショー、きん歌さんが上手く転がして茶化してまとめてた印象しかありませなんだ。で、
 
柳家花録 「天狗裁き
 マクラでの夢の話、披露されたミッキーマウスの被り物をした某師匠ってのは
「絶対似合う!」
 と夫婦揃って笑ってしまいましたが夢日記をつけるというのはあまりよい事ではない筈だが… 確か筒井康隆も昔やって鬱病っぽくなったと何かに書いてあったような… というのはさておき。
 ディティールを上方の噺を上手く江戸に置き換えたとは思うのですが、噺の構造が上方のままなのもあってついつい「ここで小拍子が入るんだろうなぁ…」とか「ここんトコは鳴り物なんだろうなぁ…」っと思ってしまうあたりはちょっと残念ですが、充分笑えて楽しゅうございました。何れ何度か高座にかけられるうちに花録師匠ならではの「天狗裁き」になるんでしょうし、ね…