落語

 新春落語始 〜 ぎふ名人会。

笑福亭三喬 『東の旅 三人旅』 瀧川鯉昇 『千早ふる』 春風亭一之輔 『茶の湯』 中入り 瀧川鯉昇 『武助馬』 春風亭一之輔 『浮世床』(将棋、本) 笑福亭三喬 『初天神』 「落語は草履履きの芸。ふらっとのぞいて楽しんでいただけたらうれしいです。」 と、…

 ぎふ名人会・一朝&一之輔 師弟共演

実にいい会でございました。確かに前座さんが(時間調整の都合もあったのでしょうが)「子ほめ」をマクラも入れてフルで20分ってのは正直言って勘弁して欲しかったんですが… 明日からいよいよ真打、師匠となる春風亭一之輔さんの二つ目最後の日に師匠との親…

 スイトピア寄席 立川談春独演会

宮戸川(上) 元帳 中入り 人情八百屋 私の棲むこんな田舎にも談春が!って事で5月28日にスイトピア事務局で購入をしたものの、岐阜での談春師ってぇと思い出すのが各務原市文化ホール『江戸前かかみの寄席』でして… 正直言えば期待が三分の一、不安が三分の…

新春落語始・ぎふ名人会

立川こはる 「つる」 春風亭一之輔 「初天神」 柳家喬太郎 「寿司屋水滸伝」 柳家三三 「鮑のし」 お仲入り 春風亭一之輔 「あくび指南」 柳家三三 「権助提灯」 柳家喬太郎 「文七元結」 開場が12時30分、開演が13時、中入りが14時25分からの15分間で終演が…

 日沢伸哉さん、死去。

・放送作家、日沢伸哉さん死去 http://www.asahi.com/kansai/okuyami/OSK200910090011.html 記事にあるように一般的には「「探偵!ナイトスクープ」の構成も担当」という方が通りはいいんだろうが個人的にはこれで『らくごくら』がどうなるのか? 上方落語界…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第20号

「蛙茶番」 柳亭左龍 「抜け雀」 古今亭志ん五 (後で書く、かも)

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第19号

「短命」 桃月庵白酒 「住吉駕籠」 桂文我 (後で書く、かも)

 らくごくら#66「第13回朝日いつかは名人会」後編

トークタイム(鈴々舎馬るこ、古今亭菊六、柳家三三) 「高砂や」 柳家三三 上手い人だとは思うんだけどもどうにも三三師匠が好みではなく… 鼎談も高座もいい意味でソツが無いんですけども何だか鼻につく感じと申しますか… カッチリとフォームっかフォーマッ…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第18号

「道灌」 柳家喬太郎 「味噌蔵」 瀧川鯉昇 前号が個人的には… 鶴光師の「悋気の独楽」はとても楽しかったものの… って言うか、最近どうもこのシリーズに対して希望が持てなくなってきていると言いますか、ぶっちゃけこれから先の予定でも知らん噺家さんが続…

 第15回橘座公演「林家 染丸独演会」

林家染吉 「時うどん」 林家染左 「餅屋問答」 林家染丸 「猫の忠信」 中入り 林家染雀 「金明竹」? 林家染丸 「浮かれの掛取」 愛知産業大学工業高校で平成14年から年二回、地域住民との交流イベントとしての寄席が行われているんですが今回は染丸師匠が、…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第17号

「悋気の独楽」 笑福亭鶴光 「牡丹灯籠〜お札はがし〜」 林家正雀 (後日書く)

 らくごくら#65「第13回朝日いつかは名人会」前篇

「初天神」 柳家小ぞう 「大どこの犬」 鈴々舎馬るこ 「幇間腹」 古今亭菊六 小ぞうさん、テキパキとした口上といい雰囲気の明るさといい悪くないんだけども、やはりオリジナルのクスグリやらがちょっと気になると言いますか… 普通に古典のままでもこの人な…

 らくごくら#64 「第6回東西師弟笑いの喬演」昼の部 後編

「午後の保健室」 柳家喬太郎 「天王寺詣り」 笑福亭松喬 与えられた時間が30分で主催者がリクエストされた噺が「午後の保健室」、なんだけども「この噺、5分なんですよね…」って喬太郎師のマクラ大会みたいな状態でしたが押したり引いたりする間合いの取り…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第16号

「長屋の花見」 瀧川鯉昇 「死神」 柳家権太楼 鯉昇師匠というと自分の中のイメージでは柳亭市馬師同様、何処の場でもアベレージを淡々と出してくれる人だと思っていたんですが意外とそうでもなかったような… 結構とっ散らかった感じで、鯉昇師ならではの噺…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第15号

「阿弥陀池」 桂小春團治 「片棒」 柳家さん喬 とりあえずさん喬師の「片棒」だけ観たんですが… デティールの凝り様は流石だとは思ったんですが、どうも個人的にはもひとつ。と言うのも私、「片棒」は林家染二師のが好きでして… オーバー、派手だと苦手に思…

 春風亭一之輔ひとり会

「鈴ヶ森」 「あくび指南」 仲入り 「不動坊」 質問コーナー 一之輔さんの落語をみっちり三席、ってのは良かったが主催者がああも出張ってグダグダでは… 定員四十名、という事だったが殆ど埋まった会場の客層は結構バラけていて、落語好きな人やそうでもなさ…

 らくごくら#63 「第6回東西師弟笑いの喬演」昼の部 前篇

「欲の熊鷹」 笑福亭三喬 「幾代餅」 柳家さん喬 三喬師のは珍しい噺、という以外はあまり力の入っていない形で… まぁ順番から考えての事、なんでしょうか。 で、さん喬師の「幾夜餅」なんですが… 個人的にこの噺、「紺屋高尾」よりもファンタジーっか作り事…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第14号

「寿限無」 柳家喬太郎 「寝床」 柳亭市馬 両師共に本筋ではアベレージではないかと思うので悪くはないかとは思ったんですが… それにしても喬太郎師にあそこまでの態度をとらせたのはディアゴスティーニの担当者っかスタッフのせいなんでしょうかね… 思えば2…

 らくごくら#62 「笑福亭銀瓶 奮闘会 トリギン! Vol.02」前篇

「阿弥陀池」 笑福亭銀瓶 「大名将棋」 桂小春團治 (後日書く)

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第13号

「青菜」 柳亭市馬 「代書屋」 桂小春團治 市馬さんの方はするすると進む余裕タップリの一席でございましたなぁ… そう、DVD収録だからと変に張り切られても困るんですよねぇ… でも、そうじゃぁない。それでいて変に言葉を言い換えたりしないで、ってのがいい…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第12号

「七段目」林家正雀 「笠碁」柳家権太楼 初めて見る正雀師のは正直もひとつ。マクラでの鹿芝居話とかまでは良かったのですが噺の方がどうも時間を気になさっているのかやや駆け足気味でもうちょっと落ち着いてやられても良かったんではないかと。例えば俥屋…

 らくごくら#61「桂枝雀生誕70年記念 南光.雀三郎兄弟会」後編

桂こごろう「ちりとてちん」 桂南光「五貫裁き」 ここごるさんの「ちりとてちん」、登場人物も仕草もアッサリ目で個人的には好ましく思えまして。っか、茶碗蒸しの出る南光型って私はあんまり好みじゃないんですよね… この噺、下手な人がやると単に意地悪す…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第11号

「初天神」柳家さん喬 「竹の水仙」笑福亭鶴光 さん喬師の、父親目線のある種回顧的でもある「初天神」、悪くはないものの個人的には一之輔さんの親子を押さえた版が楽しかっただけにやや物足りないというか… 前はこれが一番かも、って思っていたんですけど…

 らくごくら#60「「桂枝雀生誕70年記念 南光.雀三郎兄弟会」前篇

桂吉の丞「時うどん」 桂雀三郎「胴乱の幸助」 吉の丞さんの「時うどん」は東西同級生。の時と同じ一人の版で。ご本人のお人柄の雰囲気と合っていて、これはこれでいいのかなぁ… と思わなくもなし。 雀三郎師は、いやもぅ… あぁ雀枝師の弟子なんだなぁ、っと…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第10号

「たらちね」 入船亭扇辰 「黄金餅」 古今亭志ん輔 日本の伝統芸能としての落語、ならばどちらも難点があって… まぁ個人的な好みの話と思って下さいね… 古典としての芸能でそれも喋りのものであるのならば言葉とその音が今のものであってもらいたくないんで…

 らくごくら#59「第12回朝日いつかは名人会」(後編)

トークショウ 柳家花録「厩火事」 トークショウで花録師が噺家としてのあり方についてかなり拘っているのに対してあまり展開が続かないと言うか空回りと言うか噛み合っていないと言うか… 噺家が噺家としてのあり方にどう拘ろうとも自由ではあるが、何か花録…

 天満天神繁昌亭 『東西同級生。』

桂吉の丞 「時うどん(?)」 春風亭一之輔 「初天神」 桂佐ん吉 「手水廻し」 仲入り 笑福亭鉄瓶 「四人ぐせ」 三遊亭王楽 「らくだ」 2000年に入門した、と言っても師匠が皆違う人達を集めての企画はさてどんなものか? まぁ私は一之輔さん目当てだけども…

 らくごくら#58「第12回朝日いつかは名人会」(前編)

柳家緑君「真田小僧」 三遊亭金兵衛「藪入り」 柳家三之助「試し酒」 緑君、痛々しい(笑)。ただ前座さんというのはこういうもんでもいいしこれから先、頑張って欲しいですね。 金兵衛師の「薮入り」、長い噺を上手くカットしたと思うんだけども人物が平坦…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第9号

「粗忽長屋」 柳家喬太郎 「大工調べ」 三升家小勝 2号の「時そば」と比べるとオーソドックス、と言うかあまり気乗りしていない風にも見えなくもなく。それでも喬太郎師、レベルが高く無駄が無いしテンポのつけ方も上手いんで楽しめたんだけども喬太郎師匠な…

 隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第8号

「真田小僧」 橘家圓太郎 「粗忽の釘」 春風亭正朝 「真田小僧」をタップリ時間をかけて、ってのは私の趣味ではないなぁ… と。ちゃきちゃきっとテンポ良く語って運んでもらいたいんですがそれは圓太郎師の趣味ではなかったのか、それとも企画意図がちゃんと…