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 2015年アニメについての雑記。

元々アニメは観てきたけれども去年の目の手術以降、映画のような長い映像作品よりは1話30分以内で終わるTVアニメの方が目への負担が少ないのでより観るようになってたのは続いての今年も結構観てきたなぁ… って事で、 ウィキの「カテゴリ「2015年のテレビア…

『サマーウォーズ (2008)』雑感。

録画したものを見るも夫婦揃って細田守監督作品はよく作ってあると思うものの、その思想やメッセージに対して生理的な嫌悪感を感じる、という結果に。そもそも大火傷を負った時に「こんな醜い化け物になってしまった」という事で遠縁の親戚には死んだ事にし…

 『四畳半神話大系』

羽海野チカさんの作品が好きな妻がブログを読んで知った森見登美彦氏の小説を買って読んで気に入って、たまさか今のノイタミナ枠でアニメ化されているというので録画した第六話英会話サークル「ジョイングリッシュ」を何気なに観て久々に頭をブチ抜かれた。…

 M-1グランプリ2009。

今年の敗者復活戦、ちゃんと最後まで放送しやがれsky-Aッ! ぶっちゃけハイキングウォーキングやキングコングだけでなく、まだ知らない人達が観れる可能性消すなや… あと麒麟に何か語らせてたけどアレは無駄でしょう… ラストイヤーの去年、明らかに大きな歓…

 『おくりびと (2008)』

意味や必要がありそうで実はそうではない設定、エピソード、カットがある映画はどうにもノれないんだがこの映画がまさにそうで、その上で未消化なエピソードや不自然な展開といい題材そのものの面白さをそれらが全て壊してしまったと言うか。山崎努、本木雅…

 らくごくら#66「第13回朝日いつかは名人会」後編

トークタイム(鈴々舎馬るこ、古今亭菊六、柳家三三) 「高砂や」 柳家三三 上手い人だとは思うんだけどもどうにも三三師匠が好みではなく… 鼎談も高座もいい意味でソツが無いんですけども何だか鼻につく感じと申しますか… カッチリとフォームっかフォーマッ…

 らくごくら#65「第13回朝日いつかは名人会」前篇

「初天神」 柳家小ぞう 「大どこの犬」 鈴々舎馬るこ 「幇間腹」 古今亭菊六 小ぞうさん、テキパキとした口上といい雰囲気の明るさといい悪くないんだけども、やはりオリジナルのクスグリやらがちょっと気になると言いますか… 普通に古典のままでもこの人な…

 らくごくら#64 「第6回東西師弟笑いの喬演」昼の部 後編

「午後の保健室」 柳家喬太郎 「天王寺詣り」 笑福亭松喬 与えられた時間が30分で主催者がリクエストされた噺が「午後の保健室」、なんだけども「この噺、5分なんですよね…」って喬太郎師のマクラ大会みたいな状態でしたが押したり引いたりする間合いの取り…

 らくごくら#63 「第6回東西師弟笑いの喬演」昼の部 前篇

「欲の熊鷹」 笑福亭三喬 「幾代餅」 柳家さん喬 三喬師のは珍しい噺、という以外はあまり力の入っていない形で… まぁ順番から考えての事、なんでしょうか。 で、さん喬師の「幾夜餅」なんですが… 個人的にこの噺、「紺屋高尾」よりもファンタジーっか作り事…

 らくごくら#62 「笑福亭銀瓶 奮闘会 トリギン! Vol.02」前篇

「阿弥陀池」 笑福亭銀瓶 「大名将棋」 桂小春團治 (後日書く)

 らくごくら#61「桂枝雀生誕70年記念 南光.雀三郎兄弟会」後編

桂こごろう「ちりとてちん」 桂南光「五貫裁き」 ここごるさんの「ちりとてちん」、登場人物も仕草もアッサリ目で個人的には好ましく思えまして。っか、茶碗蒸しの出る南光型って私はあんまり好みじゃないんですよね… この噺、下手な人がやると単に意地悪す…

 らくごくら#60「「桂枝雀生誕70年記念 南光.雀三郎兄弟会」前篇

桂吉の丞「時うどん」 桂雀三郎「胴乱の幸助」 吉の丞さんの「時うどん」は東西同級生。の時と同じ一人の版で。ご本人のお人柄の雰囲気と合っていて、これはこれでいいのかなぁ… と思わなくもなし。 雀三郎師は、いやもぅ… あぁ雀枝師の弟子なんだなぁ、っと…

 らくごくら#59「第12回朝日いつかは名人会」(後編)

トークショウ 柳家花録「厩火事」 トークショウで花録師が噺家としてのあり方についてかなり拘っているのに対してあまり展開が続かないと言うか空回りと言うか噛み合っていないと言うか… 噺家が噺家としてのあり方にどう拘ろうとも自由ではあるが、何か花録…

 らくごくら#58「第12回朝日いつかは名人会」(前編)

柳家緑君「真田小僧」 三遊亭金兵衛「藪入り」 柳家三之助「試し酒」 緑君、痛々しい(笑)。ただ前座さんというのはこういうもんでもいいしこれから先、頑張って欲しいですね。 金兵衛師の「薮入り」、長い噺を上手くカットしたと思うんだけども人物が平坦…

 らくごくら#57「第3回 東西噺の華咲き競う 染丸・権太楼二人会」(前編)

柳家右太楼「普段の袴」 柳家権太楼「芝浜」 当日の進行をあえて崩して前編を上方・後編を江戸ってした構成は見易さの為ではないかと。まぁせっかくの上方江戸上方江戸って流れで観たい気もしなくもなくもないんですが… ってのはさておき。 右太楼さん、調べ…

 『鉄コン筋クリート (2006)』

チャンネルNECOよ、ありがとう。ってのはさておき、 STUDIO4℃作品としては『MIND GAME マインド・ゲーム (2004)』が生きていく事の猥雑さと熱さをアニメーションで見せてくれた作品で大好きだったんですが『ピンポン』におけるペコとスマイル、『青い…

 『亀は意外と速く泳ぐ(2005)』

近所にあったツタヤが潰れてしまって、買う程ではないがレンタルして観てはみたいと思うくらいの作品は手が出せなくなっていて、そういう情況は切実ではないものの不自由さは感じるものですが… 本作もそんな一品でしたが深夜でも地上波でやってくれりゃぁ恩…

 らくごくら#56「第3回 東西噺の華咲き競う 染丸・権太楼二人会」(前編)

林家染左「花色木綿」 林家染二「質屋芝居」 どうもここんトコ、落語でのソフトでのツキが薄くなっているようで… 例えば定期購読しているデアゴスティーニの『隔週刊落語百選』、噺家さんにいまいちその企画意図がちゃんと伝わっていないのかその師匠なりの…

 M-1グランプリ2008。

素人の適当な感想なんでそれぞれのファンの人は怒っちゃ嫌よ。 敗者復活戦をSky-Aで観て、その中では オリエンタルラジオ チーモンチョーチュウ ハイキングウォーキング マシンガンズ 流れ星 オードリー クロンモロン イシバシハザマ が個人的には面白かった…

 らくごくら#55 『米朝一門若手の会 第2回ミナミ八日寄席 後篇』(後編)

桂吉弥「短命」 桂宗助「蔵丁稚」 吉弥師の落語を観ていて上手だとは思うものの面白いと思った事が無い私でしたが今回も同様で… つらつらと考えてみるにあの目つきと雰囲気のせいかなぁ?っと。何て申しますか、硬いのと鋭いもんで今回の「短命」も含めたウッカ…

 らくごくら#54 『第11回朝日いつかは名人会』(後編)

とっておきトーク 柳家喬太郎 「小言幸兵衛」 トークタイムでの司会進行っぷりにしても噺にしても手馴れてよくまとまっているとは思うけれども手馴れた感じが先に立っていると言うか… 多分御多忙な喬太郎師で、しかもこの11回のうちホストを務めたのが半分(…

 らくごくら#53 『第11回朝日いつかは名人会』(前編)

春風亭正太郎 「桃太郎」 金原亭馬治 「笠碁」 鈴々舎わか馬 「あくび指南」 正太郎さんはまだまだ前座ですが、何となくフットボールアワーの岩尾君を思い出すような妙ぅな愛嬌が面白いかと。変にヒネずに頑張ってもらいたいものです。 下手ぁすると爺同士の…

 らくごくら#52 『米朝一門若手の会 第2回ミナミ八日寄席/前篇』

桂まん我 「船弁慶」 桂あさ吉 「天災」 一生懸命頑張る若手、ってのだけでは何とも。と言うか、若手と言っても米朝一門を会の名前に出すのであればただ頑張りました、ってのだけに見えてしまったのは拙いんでは。確かにどうでもいい箇所でもよく笑ってくれ…

 『らくごくら』#49 「第10回朝日いつかは名人会 後編」

トークショウ。 林家たい平 「お見立て」 トークショウにしろ噺にしろ、たい平師ならではの細かい気の使われ方はなかなかに出来るものではないと思いつつも、個人的にはちょっと神経質に過ぎると言うか、客への不信感ってのを感じなくもなし。丁寧と言うには…

 『らくごくら』#48 「第10回朝日いつかは名人会 前篇(2008年7月4日 浜離宮朝日ホール)」

柳家小ぞう 「金明竹」 古今亭駒次 「鉄道戦国絵巻」 桂花丸 「お菊の皿」 毎回、若手真打ち1人がゲストになり、前座さん1人と二つ目さん2人を、落語界の未来を背負って立つ二つ目の若手を応援する会だそうで、毎回どんな二つ目さんが出るのか楽しみでは…

 『女立喰師列伝 ケツネコロッケのお銀 -パレスチナ死闘篇- (2006)』

チャンネルNECOで視聴。 監督の兵藤まこという素材に対する思い入れ以外何も無し。まぁそんな事言ったら大島渚の『御法度』とかも一緒なんだけど、物語形式にしなければ撮れないものでもないように見える分だけ退屈でもある。プライベートフィルムを頼み込ん…

 『立喰師列伝 (2006)』

チャンネルNECOで視聴。 劇場で観たら多分腹が立っていたであろう作品もケーブルで観るならまだ何とか、と言った所か。 本編前、監督自身が「正しい戦後日本を題材にした映画」と言っていたがちゃんちゃら可笑しい。っか五社英雄や深作欣二、新堂兼人でも岡…

 『らくごくら』#47 「雀々独演会」(後編)

笑福亭銀瓶「宿題」 桂雀々「雨乞い源兵衛」 「宿題」、これは三枝師匠作のかなぁ? ニンに合ってるかどうかは微妙ぅなトコではないかと個人的には思わなくもないんですがいちいち出される宿題の一瞬「?」と思わせる部分の構成の巧さをしつこくなく引っ張っ…

 起き抜けにTVをつけると。

アントキノ猪木を起用したツタヤの半額キャンペーンのTVCMをしていたんだが、まさにそのキャンペーン当日に私の家の近所のツタヤが潰れるというのは何か嫌がらせなんでしょうか? 向かいのゲオより立地条件が良くて駐車場が広くて入りやすくて停めやすく…

 『らくごくら』#46 「雀々独演会」(前編)

桂二乗 「煮売屋」 桂雀々 「へっつい盗人」 2008年5月29日に行われた独演会から、というもので私個人の好き嫌いは置いておいてもやはり『日本の話芸』よりも観ておきたい番組だなぁ… っと毎回思う『らくごくら』でありますが… 落語もまたライブで、生で、と…