らくごくら#66「第13回朝日いつかは名人会」後編

 上手い人だとは思うんだけどもどうにも三三師匠が好みではなく… 鼎談も高座もいい意味でソツが無いんですけども何だか鼻につく感じと申しますか… カッチリとフォームっかフォーマットに客を嵌め込んでる感じがしてナントも。でも今回の高座、さながらレッドカーペットのような間を詰めたタイプで、どちらかと言えば登場人物皆の暢気さを楽しむこの噺にはあんまり合っていないような… まぁまだ真打になって数年、ですし今後どうなるのかは解りませんが、近い年代の噺家さんで言うならば春風亭一之輔さん、古今亭菊之丞師、笑福亭たまさん、等のようなアクというか個性とか方向性がある噺家さんの方が私の好みですねぇ… いや上手いとは思うんですけども、それこそ前編同様、なんかこぅ、もひとつノりきれませんでしたわ…