隔週刊 落語百選 DVDコレクション 第16号

 鯉昇師匠というと自分の中のイメージでは柳亭市馬師同様、何処の場でもアベレージを淡々と出してくれる人だと思っていたんですが意外とそうでもなかったような… 結構とっ散らかった感じで、鯉昇師ならではの噺の組み換えや手入れの部分もあんまりハマりませんでした。こういう時もあるんでしょうが、ぶっちゃけここんトコの号が低調だったのでちょっと期待値が高過ぎたのかなぁ…
 
 権太楼師のも「欲に目が眩んだ男の…」という噺の仕立てになっていまして、個人的にはもひとつ。言葉の統一感が無かったり、って以前に「死神」における死神ってのが教条的である存在ってのがどうも違うんじゃぁないんですかね… ん〜…