NHK衛星第二『蔵出しエンターテインメント・桂米朝劇場』

 
 今夜は1990年「東西落語名人会」から「七度狐」(しちどぎつね)。
『上方落語メモ【世紀末亭】』様で知ったのですが「東の旅」シリーズの中の一編だそうで、この中では笑福亭三喬師匠による「三十石夢通路」しか聴いていなかったんで楽しみだったんですが、上方落語に馴染みの薄いお客さんへの見台や膝隠し等の説明のマクラからもぅゆったりとした気分にさせてもらっての本編もまぁ明るく楽しい噺で結構でございましたな… 擂鉢を頭にぶつけられて流血させられた七度狐の仕返しも陰湿でなくどこかユーモラスでこれはもぅ米朝師匠の芸もさる事ながらその人となり、お人柄もあってのものなんでしょうなぁ… 愛嬌ってのでは言葉が違う気がしているんですが、何とも言えないあったかくて柔らかなええ気分でしたわ…
 
 
 
 で、残りの放送予定が

 
11月21日(水)午後7:45〜8:16
日本の話芸 落語「本能寺」 (初回放送:1996年3月22日)
 
11月28日(水) 午後7:45〜8:32
夜の指定席 落語「百年目」(初回放送:1982年4月16日)

 
http://www.nhk.or.jp/archives/gekijyou/schedule/index.html
 

 っと、まだ二回も、しかも今回のようなバラエティ形式ではない落語が堪能できるなんて幸せですわ… 最後が「百年目」で嬉しいですね… 米朝さんの旦那さん、どんなんだろう?
 
 そう言えば来月末頃に

THE 米朝(DVD付)

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 ってのがリリースされるそうなんですが、今ネットで漁った程度では一席目が未定で二席目が地獄八景らしいんですよな。って事では一席目がCDで二席目がDVDって事? うわ〜楽しみ〜 今週末の土曜日のNHK教育日本の話芸』では四代目林家染丸師匠の「幸助餅」が放送されるそうですし、その翌日の日曜日は『らくごくら』#33で笑福亭三喬師匠の「善哉公社」、っと上方落語づいて嬉しいですわ〜