我が家のチェック番組。

 

 天気予報とニュース確認。為替チェックはテレビ東京ので。

 最近、ちょっと飽きてきた。

 いい時と悪い時の落差があんまり無いが、やっぱり「1」の方が好きか。

 出来・不出来の差が。人情噺はいらねぇ。

 色々と思うがちゃんとお話になってるのは今年のと大違いですな。

  • ハリウッドエキスプレス (WOWOW)

 ネットでも予告編が観れる時代ではあるが。

  • いもたこなんきん (NHK)

 土曜日のまとめて放送を。役者がよろしい。

 楽しみ。しっかりした作画、演出、構成、そして演技、アニメを観る楽しみ!

  • らくごくら (Sky-A)

 企画としてこれは面白い。寄席の無い田舎には敷居の低さと俗っぽさでBSのより上。

 まぁ観ない時もある。

 お話は結構酷いんだけど、役者が良ければ観れるもんだと。去年は本当に酷かった…
 
 …って事でちょっと『らくごくら』をもちっと書く。
 
 昔、落語に興味を持った時期があったが何せ田舎故に寄席など無く、しかも上方と江戸の違いだけでなく噺家系図やその家の徴などがあり過ぎるのと結局ライブラリィとして揃っているのはNHK? 放送コードによる噺のデティールの改変の多い? ってのもあって離れてしまったが時代小説やら古典を読むのには歌舞伎同様に落語もある程度の基礎教養として押さえておいた方が楽しいのは事実ではあって三代目桂三木助三遊亭金馬といった江戸噺のカラッとしたのが好みでどうも三平や枝雀のような逼迫した感じのって好きじゃねぇんですよね… まぁ私は歌舞伎でも成田屋(市川家)とか好みなんで、って言えば解る人には解ると思うのですが、あんまり表に苦労や切実さや一生懸命さや理屈が出るのはどうも苦手でしてね… ってのは兎も角として、まぁ時間の余裕がある時にTVで放送されてたりすれば観る、って程度には接してはきていました。相変わらず家やら何やらサッパリ解らないんですが、面白いもんは面白い、って事で。
 
 最近、落語がブームになっている、と言われてはいるものの実際にそれを特に感じる事も無いのが田舎在住ならではですが、そんな折にふと台所仕事のBGMがわりにとつけたTVでやっていたのが『らくごくら』(公式HP)の「朝日いつかは名人会 浜離宮篇 前篇」がやっておりまして、これがなかなかに面白くて。
 前座、そして二つ目二人という構成で前座の柳家録太氏のは正直言って甘いっか荒くてイラついてたんですけど続いての三遊亭きん歌氏の『親子酒』、やや一本調子なんだけど勢いだけでなくグッと聞ける芸になっての次の五街道佐助氏の『明烏』になると更に芸の巧さが上がって思わず手を止めて最後まで見入ってしまいましてな… また最後の花禄師匠がもぅねぇ… 所作が本当にお上手でねぇ…
 
 NHKの古典芸能でも落語は放送されていてもどうも場の堅さに加えて出ている人の覇気ってのか野心ってのか場に臨む必死さみたいなのを感じられなくてイマイチに思えてあんまり観なかったんですが、それと比べると技術的には難や不足はあってもまず高座で演るという事への餓えってのか、ある種の俗っぽさも含めてコチラの方が私は好みですわ… って事で興味のある人にはオススメの番組ですよ〜