『デッドプール (2016)』メモ。

 

【映画『デッドプール』公式サイト】
 
大垣コロナシネマワールドで字幕2D版で鑑賞。既にパンフレットは売り切れで再入荷日未定、劇場も結構埋まっていてって人気っぷりで驚いたんですが…

 

  • 個人的には、もひとつ。よくまとまっていた作品だとは思ったものの、今回のエピソードは大きな話ではない分、お話にしろ展開にしろ映像にしろ此方の予想を悪い意味で超えない、実にマイルドな作品だと思いまして…
    • もうちょっと言うならば「コミックの”表現”を実写映画にするには映画ならではの”表現”を考えなければ… 」ってトコでしょうか。
    • この辺りは私が「劇場で観る」という事に重きを置いているからそう感じる、って部分もあって… っか、落ち着いて観るんだったら家で観た方がいい訳で、アトラクション的な要素以外で、劇場のスクリーンで、って部分に意味っか意義を求め過ぎてるのは自分でも解ってはいるんですが…(汗)
  • CGのクオリティに結構バラつきがあったのも気になったんですが、それよりも気になったのが日本語字幕で、解り易さ優先にした分、オリジナルの「個性」とか「アク」というか「味」みたいなのが感じ辛い点で、上映終了後に「アメリカとかでは大笑いなんだろうけど… 」って彼氏に言ってた女子の方(!)がいましたが、それは仕方ないかなぁ… と。
    • 例として”bowjob”を”おしゃぶり”、”hooker”を”娼婦”、ってのは確かにまぁそうするのがベターなんでしょうけど、個人的にはどうかと思わないでもなく。デップーさんの喋りについても同様で、日本語字幕としては解り易いし読み易い反面、もうちょっとチャラい感じに砕けさせても良かったんじゃぁないのかなぁ… とか。
  • まぁ、ネガティヴな意見をこうして書くのも、まず「おもしろかった」があってこそ。その意味では、物語も解り易く、テンポも良く、よくまとまった作品だと思いましたデス、ハイ。

 

  • 脱出後、彼女に声をかけようとして町の人達に心が折れてしまうウェイドのシーンでちょっと泣きそうになった… っか、まぁあれが私の日常ではあるワケで… 正直、妻の為に、と改造手術を受けてしまう気持ちは解るんですよね… そういう意味では『ダークマン』一作目も私は観ていて、やばい。
  • 冒頭のインド人が運転手のタクシー車内で『Mera Joota Hai Japani』がかかっていて噴いたのは私だけだったが(笑)『ゼロ・グラヴィティ』といい、なんか「お約束」なのかねぇ?
    • 二回目ん時の曲は知らないっす。聴いた事はあるんだけども…
  • 再会の約束の音楽がなんでWHAM!の『ケアレス・ウィスパー』なんだよ!(笑)ってのも含めて、以前『イージー★ライダー』ん時も書いたけど、曲や歌詞が出ないから知らない人には伝わり辛いギャグっかネタが多いのはアレかと。流石に日本版カバーに差し替える訳にもいかんだろうけど、それも含めてちょっと伝わり辛い要素は少なくないよなぁ… と思ったりもして。