『Ong-Bak: The Thai Warrior [Blu-ray]』(US版)メモ。

US版ジャケ。

  • Amazon.comより購入。20th Century Fox社製。
  • 英語字幕&吹き替えアリ。日本語字幕&音声は無し。
  • 比較的素直に高画質化された感じの画質は大きく色合い等をイジる事もしていない代わりにフィルムのノイズ等もそのままで、美麗とは言わないものの綺麗だとは思います。元々タイ版オリジナルDVDにしてもシーン毎に色合いやらノイズやらが違ってたりしましたからこれはもぅしょうがない事ではないかと。
    • ただDVDでのアップコンバートと観比べてみると、このBlu-ray版は色合いをややソフトにした印象も。DVD版では仏像とかわざとザラつかせたりギラつかせて強調した色彩にしてあるシーンも多かったのと比べると落ち着いた感じはしましたが… Blu-ray再生がPlaystation3だから、ってのもあるかもしれないのでここらはナンとも言い難いんですけど。
  • しかし最大の難点が、オリジナルとは劇中スコアが差し替えられていて、それが画面のアクションやカットのテンポとは全く合っていないって点でして… 国際版はこうだから、なのかもしれませんが、それならオリジナル音声だって収録しておいてくれても良かったように思うんですけどね… 中盤の商店街でのチェイスシーン、そしてクライマックスの洞窟も観ていて盛り上がらない盛り上がらない…
  • という事で、個人的にはオススメはしかねます。画質的にはいいとは思うんですけども、やっぱりオリジナルを何度も観ているとこの国際版の音楽の差し替えはなんか駄目です。これが『スパルタンX』のように日本でだけ日本人作曲家によるオリジナルテーマとスコアが使われてた、ってのならまだ納得もしますが、そうではないんじゃぁなぁ… っと。
    • 似たような理由で『Tom Yum Goon』も、現時点では『The Protector』って国際版を元にしたのしかBlu-Rayが無いんですけどコレ、タイオリジナル版より20分程度短いっぽいんでナンか買う気にならないんですよね…