無責任な記事。

 

 
 ・英国Amazonでのお買い物が危険すぎる
 http://www.excite.co.jp/News/column/20090128/Getnews_4200.html

 

 
 で、何が危険か言うとポンドが下落してっから「安すぎて、これはあまりにも「危険」ですね。注意しないとどんどん買ってしまいそうです。」って何だかなぁ… 実際に個人輸入をしている人ならば事をDVDに限ってみても

  1. UK版が必ずUS版より安いとは限らない。(本体価格と送料で比較しないと)
  2. 映像方式が違う。(日本はNTSC、欧州等はPAL。一般的に国内で販売されているDVDプレイヤーでは再生出来ない)
  3. 上記と重なるんですが、NTSCソースをPAL版ソフト用に変換する際にアスペクト比や再生スピードが変わった状態での製品化の場合もある。(勿論日本版と同じ場合も多いけれども)
  4. 誤配、輸送時での破損やロスト、製品不良、等のトラブルの時には自分で英語で対応しなければならない。
  5. イギリスの国内法の関係で、本編のカットやモザイク処理がある場合もある。(個人的には全体的にUS版より厳しい気も)
  6. UK版に限らないが本編や特典のカット、変更も珍しくない。(OPやEDが海外版仕様ってのも珍しくもなく… 勿論日本版と同じ場合も多いけれども)
  7. 物によっては映像・音声のビットレートに変更が成されている場合もある。(勿論日本版と同じ場合も多いけれども)
  8. ケースや外観の質、デザインが海外仕様でガッカリする場合もある。(勿論日本版と同じ場合も多いけれども)

 …っと、まぁこれくらいは思い付くでしょ?
まぁ「2.」についてはリージョンフリーDVDプレイヤーを購入するなりPCで観るなりすればいいんだけども後は結構シビアではないんですかいのぅ… ただ安いからって個人輸入の経験が無い人間がウッカリ手を出して泣き見る事もあるんじゃないの? 煽るののもいいけど個人ブログじゃないんだからリスクや問題点とかも書いておかないと拙いんじゃない? ちょっとこれは無責任な記事じゃぁないんですかね…
 
 個人輸入は自己責任。
 
 自分で地道に対処していく気が無いならば手を出さない方がいいですよ…
 
 
 
 
 
 
 
 …とは言え、確かに安いよね(笑)。
それに記事には無いけれども、Amazon.UKの美味しいトコロはリリースから時間が経つと結構な値引きになるブツもあるって事。特に売れたソフトなんて半額以下になってたりして発売日予約購入して楽しんだけど後で何気なに価格見て涙目ってのもよくあるもんで、例えば『Hot Fuzz (2006)』、定価£24.99なのに予約価格が£13.60で安いぜ〜!って喜んでたけど今見たら£5.88!(笑) 何それ定価の6分の1って(笑)!!ってくらいに値下げするのはAmazon.UKだけですよな。ドイツも安くなるけどそこまではいかない。アメリカは安くはなるけど元々の価格が安いからここまでは廉価版のリリースでも無い限りムリ。フランスと日本はほとんど値下げしないのと比べるとこの値下げ率は半端ねぇっす。特に国営放送BBCが出してるソフトなんかお買い得ですよね… まぁ私は安さよりも品質重視なんでアニメなら台湾版(と言ってもメーカーによってのバラつきは酷いけど)、それより若干落ちる印象はあるけれど収納の都合でならばUS版を選択しますな。どっちにしたって日本版に比べたら安い上に一年前に比べれば円高凄いし。欧州版の問題点を考えたらリージョンの違いはあれどもNTSCじゃないかなぁ… っと思うんですけどもね。