「時事雑記。」

 
 以前、ちょっと個人的に興味を持ったので『Hot Fuzz』をネタに世界の国々での
DVD状況をGoogleYahoo!各国版で<a href="http://d.hatena.ne.jp/USA-P/20080307/1204894239">調べてみた</a>事があるんですが…
 
 個人的に意外だったのが、ヨーロッパでもオランダ等では検索結果上位がP2P
データや海賊版だらけで正規版を探すのが非常に困難だった一方例えば貧困
イメージを持つ人達も少なくないであろう東南アジアやらで普通にその国々での
ユニバーサル社正規版が販売されているのを観ると、結局文化に対する姿勢と
言うか態度というものの違いに因るのかインターネットによるフラット化を享受出
来るだけの層にとっての【情報】は正規を普通に買える事をトレンド、ファッション
化できたからなのか、それとも? って色々考えられ過ぎたもんですけども…
ってのを思い出したのがこのニュース。
 

 <font color= red >・ソニー・ピクチャーズ韓国DVD業界から撤退
 
 ソニー・ピクチャーズ・ホーム・エンタテインメントは、9月末で韓国のオフィスを閉鎖すると発表した。韓国でのDVDの売り上げが芳しくないことが理由だという。
 
 ソニー・ピクチャーズは、1999年に『グース』を引っさげ韓国のDVD業界に参入。その後、ブルーレイ作品も扱い奮闘したが、米スタジオのホームエンタテインメント部門と同様に苦戦を強いられていた。
 
 韓国映画振興委員会(KOFIC)によれば、海賊版の影響で同国内での今年のDVD市場の売り上げ予想は、2002年のわずか半分の2億8900万ドルになる見込みだという。 
 
 2006年にはユニバーサル、パラマウント、ブエナ・ビスタ、20世紀フォックスのホームエンタテインメント部門が軒並み韓国のDVD業界から撤退した。今回のソニーの撤退により、残るのはワーナー・ホーム・ビデオ・コリアのみとなる。
 
 http://www.varietyjapan.com/news/business/2k1u7d00000c9ryp.html>
 
 
 元々韓国版って日本版とか台湾版等のコピー、海賊版ってイメージしか無かった
もんで実にどうでもいいんですが、翻って我が国。
 
 不況だ、失われた10年だ、格差社会だと言われてはいるものの、違法品や違法
行為がコンテンツビジネスを脅かす事にはなってないってのから考えるに日本は
それなりの豊かさを持ち続けていたんだろうなぁ… っと思わなくもなし。