「思想と言論の自由は…」(時事)

 
朝日新聞−今回の少年は(犯行時)18歳。ハードルが外れ、今後、少年の死刑判決が続くと思いますか。
 
本村 そもそも、死刑に対するハードルと考えることがおかしい。日本の法律は1人でも人を殺めたら死刑を科すことができる。それは法律じゃない、勝手に作った司法の慣例です。
 
 今回、最も尊うべきは、過去の判例にとらわれず、個別の事案をきちんと審査して、それが死刑に値するかどうかということを的確に判断したことです。今までの裁判であれば、18歳と30日、死者は2名、無期で決まり、それに合わせて判決文を書いていくのが当たり前だったと思います。そこを今回、乗り越えたことが非常に重要でありますし、裁判員制度の前にこういった画期的な判例が出たことが重要だと思いますし、もっと言えば過去の判例にとらわれず、それぞれ個別の事案を審査し、その世情に合った判決を出す風土が生まれることを切望します。
 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080422-00000014-maiall-soci
 
 
 最低でも永山基準くらいをラインにしてほしいものだ。永山事件の死者は4人。
対してこの事件は1.5人だ(まったくの個人的意見だが赤ん坊はちょっとしたことで
すぐ死んでしまうので、傷害致死の可能性は捨てきれないと思っている)。
 
実際弁護団の主張は必ずしも荒唐無稽のものではないし、あとで述べるように
主張を「翻した」という批判もあたらない。
 
 http://okame21.blog87.fc2.com/blog-entry-109.html
 
 
 
 日本国憲法には個人の思想と言論の自由が明記されてはいるが、その自由
がこういう形で現れるもので。
 
 まぁ朝日新聞の記者や青山学院大学の准教授といった社会的地位も収入も
無い名も無きいち庶民としては高尚過ぎて理解不能、ですね。