「げに恐ろしきは…」(雑記)

 常時接続になって一番の難点が
「あぁ、もぅ何時間ネットやってんだよ! 接続料金がいくらになると…」
 ってダイヤルアプの頃にはあった止め時が今や無く、元々調べ物をするの
が大好きな私としては時間の余裕があればあるだけ気力と体力が尽きるまで
やってしまってそれで休日が潰れてしまうというのはそれはそれで休日の過
ごし方ではあるものの勿体無いよね… ってのはさておき、

 実は『Hot Fuzz』のDVD、台湾版も韓国版やタイ版同様に日本語字幕&吹替
があるようなのを知って、
「だったら世界各国ではどうなん?」
 っと調べてみたらまぁ出るわ出るわ、ザッと<a href="http://www.google.co.jp/language_tools?hl=ja">Googlの言語ツール</a>で片ッ端に
虱潰しに調べただけでも出るわ出るわ… って結果は<a href="http://d.hatena.ne.jp/USA-P/20080307/1204894239">ブログで記事にした</a>ん
ですけど、しかしその膨大な結果についてブログでは書かなかったけれど
「げに恐ろしきは… 資本、だよなぁ… 」
 っと思ったんですよ。
一応ブログの方に掲載したのは海賊盤ではなく正規の、各国Universalの物
に絞ったんですが、それこそロシア等の東欧、トルコ等の中東にまで正規品
がリリースされている、ってのは昔では考えられない事ではないかと。また
それが嫌なら個人輸入で… って出来る利便性はまた別の話として、
「この資本力による侵攻、侵食されるのを危惧する人がいるのも当然だよなぁ…」
 って改めて思ったんですよ。
その国にとっての歴史から成り立つ文化だけでなく、映画も含めた産業にも
及ぶワケじゃぁないですか。で、対抗するにも世界を相手にしている大資本
メジャーに対し隷属するか拒否をするかしか無い、しかもかつてならばまだ
物理的な距離による時間差がクッションになったけど今はそうもいかない。

 で、

 そう考えると今、発展途上国の子供にも教育の機会を!って名目て先進国
が低価格パソコンを配布してネットのインフラを整備してやる、というのを
やってるけど、それもあんまり手放しで褒められるもんでも無いような気も
するんですよね… 巧妙な搾取の種蒔きっか、情報と教育による洗脳っか。

 まぁ陰謀論みたいにはなりますが、しかしこれだけの資本力による商品と
情報の拡散の一端を見ると、やっぱなんか怖い気がするんですけど、ね…