「初めての税関没収。・その9」(個人輸入雑記)

 
 新たに今回引っ掛かった物とそうでない物とに分割して通関処置をした事を示す
 
<img src="http://members.at.infoseek.co.jp/dreamfast/znikki071229d.gif">
「輸入許可通知書」、
 
 ですが、書類の下部に
 
<img src="http://members.at.infoseek.co.jp/dreamfast/znikki071230.gif">
 
<font color= red >(注) この申告に基づく処分について不服があるときは、その処分があったことを知った日の翌日か
    ら起算して2月以内に税関長に対して異議申立てをすることができます。</font>
 
 ってある注意書きが個人的にはとても嫌な感じ。
申告処分が完了した後で遡って?異議申立てってシステムは異議の手間を徒に増やすだけの手間
でしかないんじゃないの? そりゃぁ今回修正しての申告で関税は¥0でしたからこの件自体に文句
はねぇんですよ。だけどやはり処分(関税の支払)が完了して、って言わばブツを人質にして取引を
させて… ってやり口はどうかなぁ? だってこの注意書きの下には
 
<font color= red >(注) この申告による課税標準又は納付すべき税額に誤りがあることがわかったときは、修正申告又
は更正の請求をすることができます。なお、輸入の許可後、税関長の調査により、この申告に
 よる税額等を更正することがあります。</font>
 
 ってあるんですよ?
コッチは言われるままに払わされた挙句、後で向こうが間違っていたからと輸入の許可後であっても
修正申告又は更正の請求をされるんですよ? それって処理の完了って普通は言わないんじゃない
んですかね? しかもその請求期限が明記されてない、って事は仮に民法における債権の消滅時効
の10年は可能性があるって事? 確かに除斥期間制度もあるし個人輸入の人間にはまず無い事だと
は思うものの…
 
 多分、インターネットと国際的な輸送網の整備のお陰で業者だけでなく個人も海外からの輸入件数
ってのは昔に比べれば滅茶苦茶増えたと思うけれども、通関での判断基準がコチラでは解らないし
知る術も無いのに加えてこういうやり口ってのはなぁんか不信っか不審感があるんですけどもねぇ…
 
 
 
 …って思うものの今年はここまで。