「夢想」(雑記)

 
 某ブログにて紹介されている和歌山の某プロモーター氏主宰興行絡みで
氏のHP等を読んでいると羨ましさ半分、自分でも… っという気分が半分で。
 
 まぁ元手があまりにも無い、ってのもあるんで以下はただの夢想、妄想で
ありますが…
 
 
 
 今自分の手元にどう使ってもいい百万があったとしたら、多分落語家さん
を呼んでの独演会を開きたい、と思っているんですけども、大垣の田舎では
まず適当な箱が無い… 上限150から200くらいで準備開場ハケ込みで
5時間程度ってのに最適な場所が無いんですよな。大垣商工会議所なりスイト
ピアホールなりの会議室や小ホールではフラットで見難いし音響もイマイチ、
と言って大ホールのキャパで落語ってのはやるもんじゃぁないし、第一私が
好きな落語家さんではこの田舎じゃぁチケットは売れんのですよな。実際、
名古屋ででも駄目なんだし… って事から
「どうせ赤字にしかならんのだったら実家の寺で檀家さんの為の娯楽として
入場無料で聴いてもらう方がよっぽど気持ちええのとちゃうんやろか?」
 と思ってはいるんですけど噺家さんにしてみたら50人以下の老人ばっか
んトコで? まして無料の会ってのはどうしても客に集中力とかが薄いです
しねぇ… と思わなくもなく… いっそ同好の士を呼びかけて30人くらい
でこじんまりした場所を借りての、ってのもアリなんだろうけども…
 
 と思う一方で、
 
 名も知れぬ只の客としていたい、って気分もあるんですよね。
そりゃまぁ機会があるのならお話が出来ればいいものの多分今の自分のペース
では噺家さんに対して失礼ではない程度の知識・認識になるのはまず無理目
であろう事を思えば実際の雑務は全部自分が背負っても誰か代理の人に立って
もらってひっそり客席にいたい、って気分も無くはないんですよね… 何て
言うんですかね、客としての分を守っていたいってのか、どうせそういう事が
出来るのなんざ一回こっきりでだからこそあまりいい回にはならないであろう
事も想像出来るからってのか。ま、恥かしがり屋だから、って事にしておこう
っと。