ラーメン来来亭

 
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 年に一度、小倉等で豚骨ラーメンを食べる機会がある私らからすると所謂「なんちゃってトンコツ」系というのは物足りないワケですよ。流石に九州地方の臭みやエグ味までこの地方でウケるとは思えないけれども寿がきやのコクやらの薄い香りだけのトンコツってのも物足りない。と言って味噌臭いのやただ味が濃いだけってのは嫌だし山岡屋みたいな油タップリってのもちょっと困るがこぅボリュームではなくスープの濃厚さが重過ぎない、どこぞのラーメン屋みたいな薀蓄が煩くない、サッと行ってパッと出てきた一杯を食べて得られる満足って点で私ら夫婦にとっては来来亭ってのはテキパキとした店員さんがパッパッと作って出してくれるってキビキビとした接客態度もさる事ながらその味、HPによると京都風醤油味の鶏がらに背脂をふんだんに浮かせたスープの甘味とコクがありつつも重くなく、大盛りの葱でザックリと食べられて大好きだったんですが去年の8月に何故か閉店してしまって残念な思いをしていましてな… なんか私のブログにも誹謗中傷を書き込んだ馬鹿がいますが「来来亭」に関するブログには軒並みこの馬鹿が現れて大垣店の誹謗中傷をしていたもんですけども、そういうのも一因だったんでしょうかねぇ… その後、色々なラーメン屋に行ってみたものの、どうも私ら夫婦にはしっくりこない、美味しい・悪くは無い・これはこれでアリとは思っても来来亭程に好きという店は無いままに時が過ぎて行ったんですが、何と今年の7月6日に移転オープンとしてまた大垣に来来亭が! って事で、オープン時の混雑を避けて今日、行ってきましたよと。
 
 現在のお店、来来亭のHPからリンクされてるYahoo地図よか地元民なら自由の女神のあるラブホ、ホテルビーナスの西隣り」って言った方が解り易いかと思います。駐車スペースは前の店の時よりは増えましたが混んでる時は次回にと諦める方が無難ですな。
 さて、
昼の開店5分前頃に到着したのですがその時点で既に10人程の開店待ちのお客さんがいたんですが店員さんが気を利かせてくれてお店を開けてくれましての。店ん中は前が大衆食堂っぽい雰囲気だったのが新店舗ならではか綺麗になっておりまして壁のお品書きも手書きからキチっとしたものに、カウンターも木製のしっかりしたものになっておりました。座敷席もあるんで御家族連れにも利用可。
 んで、
今回は私が「こってり(麺堅、葱・背脂多目、チャーシュー脂身)」で妻が「ラーメン(葱・背脂多目)」に餃子と唐揚げってオーダーをしましたが、メニューに大きな変更は見当たらずセットメニューもあるんでガッツリと食べたい人は大盛りとの併用がいいでしょう。
 そして出てきたブツですが… やや、以前よりアッサリ目になったかな?
以前はもっとコクと香りが先に立つ感じだったんですがそれがちょっと控え目になった感じで最初は以前のこってりさと比較してちょっと物足りない感じがしたんですけど別に薄いワケではないんでタップリの葱と共に最後まで飽きずに食べ終えれましたな。妻の方はアッサリ、サッパリ感が先に立つ感じでちょっと好みではなかったんですが、昔よりも間口が広がった感じでそれでいて味が落ちた、薄くなったってのではないんでコレの匙加減っかバランスもいいんではないかと。餃子は前より美味しい物になったような気が。唐揚げはどこぞの店みたいな「これ作り置き?」げではなくちゃんと揚げたてが出てくるんで美味であります。やっぱり出来たて・作りたてがサッと出て来るのはいいですよな… って事で復活した来来亭、また来ようねと夫婦で誓い合いましたよ。
 
 所謂東京系の背脂無しの醤油スープでアッサリしたのが好きな人には向かないかとは思います。
またこのチェーン店のモットーとして「大きな声でのあいさつ」がありますんで人によっては煩く思われるかもしれませんが無駄口じゃぁないし。まぁそこは好みで私が大嫌いな「店員が常連とダラダラダラダラダラダラ喋ってる店」が好きな人だっているでしょうしね… って事で、まぁデートや女性同士には不向きかも? お喋りを楽しむ為の店って感じではございませんな。
 個人的には中華料理屋ではなくラーメン屋でベチャベチャ愚図愚図するのって駄目なんで… だって麺ものでノビノビになるのにねぇ… まぁノビノビが大好きって人もいるでしょうから人それぞれなんでしょうけども、パスタや蕎麦って麺に限らずカクテル、寿司屋や天婦羅屋やステーキ屋とか出された時が食べ頃って職人系、技術系の店でお喋りってのはあんまり趣味じゃないんですよねぇ… 喋りながらの食事なりが合う店は店でちゃんとあるんだし… って私らにはパッと出てサッと食って帰るってのが合ってるこの店ってやっぱ好きですよ。店員さんもテキパキしてるし、それで私らにとって好みで美味いと思える店ですから…