「記憶と味と。」(日記)

 
 ビルの1階のコンビニでは沖縄フェアって事で黒糖シュークリームや紅芋
ムース乗せプリンといったものだけでなく現地ブランドのさんぴん茶ペット
ボトルや店内製造の弁当にまで沖縄系の物を入れていて、去年の旅行でかの
地に行ってはみたものの… という私でも何となく今日のクソ暑さと湿度に
「ポークおにぎり」「さんぴん茶」「紅芋ムース」等の沖縄づくしの昼食、
としたのだが…
 
 いくら名古屋が熱い、湿度がクソみてぇな高さだと言っても単に気象庁
発表する数値上で沖縄と同じくらいってだけの話で紫外線の強さが当たり前
だが名古屋の方が弱いって情況でかの地では美味しく思えた品々もコチラの、
それもよくクーラーの効いた休憩室で食してみれば脂っぽかったり重かった
りクドかったりしてそれ程楽しめるような物でもないなぁ… ってのは購入
する時に薄々は予想していたんだけどまさにその通りでちょっと苦笑。
 
 でも一番の違いはやっぱ丁寧なんですよね… 端正とでも言いますか。
沖縄で食したポークおにぎり、形もメチャメチャなら具のみならず御飯の量
もマチマチで
「コレ、同じ商品とは見えんぞ(笑)」
 って適当な代物だったんですが、それに比べるとちゃんと大きさも揃って
並べられてたブツは綺麗な焼き色がついてるスパムに盛られたケチャップや
マヨネーズまでも均一なのを思うと
「物足りない」
 と言うか
「こういう食べ物では無い筈なんだが…」
 っと思ってしまって。
 
 それはそれ、これはこれ、なんでしょうけどなぁ… でもその出鱈目さも
また味、だと思うんだけどなぁ… っと沖縄を思い出した木曜日の昼休み。