「dvd雑記、みたいなもの。」

 
 ティラキタにオーダーしていた『Talk of the Town mix』が到着。
ほぼ全部が2006年のTOP40入りの映画の音楽DVD、って事で期待
をして再生したのだが… 個人的にはもひとつで。
 
 個人的に映画におけるミュージカルシーンってのはやはり心情や情況をば
現す為の必然であって欲しいんですが、このdvdに収録されてるのは殆ど
ダンスシーンで
「それだったら別にインドやのうてアメリカからヒップホップダンスの映画
とかでも買いますがな…」
 って思ってしまうんですよね、私は。
いやまぁ確かによぉ動くし技術的な面や撮り方、お金のかけかたとか特に何
が落ちるというもんでもないんですよ。でも、だからこそソウルと言うしか
無い雰囲気と言うか華に欠けるインド映画のダンス… 物語も何も無いただ
のダンスPV… では物足りないんですよな。まぁ2つ程それなりに観れる
モノもあったのですが、それにしたってメインを張ってる人のお陰なだけで
しかもこれよりずっといいと思えるモノを観てしまっていると、どれも5分
以内、短いものなら3分も無いモノも一杯あるけど気がノらないから
「長いなぁ…」
 っと思ってしまって。
 
 まぁインド映画に限らないんですが…
 
 タイ映画にしろ海外マーケットを意識する事それ自体は何も間違ってやし
ないんですが、それがハリウッドの物真似ではどうしようもないんじゃない
かと。CGを使ってみたところで結局ハリウッドの機材、予算、ソフト、技
術者、そしてノウハウはもぅ全然足りないように、銃にしろ、ダンスにしろ
身についていない真似なだけではやっぱり見劣りするだけで。
「それでも俺達はそういうのがやりたいんだーッ!」
 って情熱なり勢いがあるならばそれはそれでいいんですが、
「ウチらだってアレくらいの事は出来るもんね!」
 ってのは『宇宙からのメッセージ』が痛かったのと同様なんですよ。
 
 確かに自国のには飽きているってのもあるんだろうが… しかしそもそも
海外でウケる作品というのは対海外を意識して海外マーケットのみに絞って
作られた作品ではないワケで。それを思うにちょっと前くらいの作品を購入
していく方がいいのかなぁ… っと思ったり思わなかったりする月曜日。