「なんか納得いかない… 」(DVD雑記)

 
 友人のMやんより『フレディvs.ジェイソン』の初回版2枚組みを貰う。
「いやしかし、2枚組みってのは日本版にしては頑張ってるなぁ…」
 っと思ったものの、根がヒネクレている私はUSオリジナル版をチェック
してみたトコロ、オリジナルは1枚であるのが判明。確かに日本版独自の
特典も入っている替りにUS版からカットされた特典もあるんで差し引きで
残るのは初回版だけのブックレットくらい… ってのがあるからまだマシな
方だとは思うもののしかし… 『Mr & Mrs Smith』の日本版もわざわざ特典
部分を別ディスクにしているが、こういう事をするのって要するに
 
【後で1枚組み通常版として売る時に特典部分の版権料を浮かす為】
 
 が一番の目的だとは思うんですな。
 
 で、
 
 それ自体はまぁ仕方ない部分もあるかとは思うのですがしかし、こういう
事をすると日本版特典部分の字幕翻訳者の仕事を丸っと無駄になるだけでは
なく、再販時のお金も無ければ仕事そのものも残らない、あまりにニッチと
言うか搾取な情況にしかならない… その結果、字幕翻訳という職業全体の
質の劣化にしかならんのじゃないか? って思ったりもするんですよね。
 生業にしている人の善意・良心によって支えられるのは美談ではあるかも
しれないが、そもそも特典部分の翻訳者名の明記が珍しいくらいに扱いが
良くない現状で、一方で酷い手抜きのもまかり通っている現状を思うと…
そりゃぁ地位と収入が上がれば質が向上するか? ったら戸田奈津子という
色ボケ欲ボケ餓鬼畜生の糞ババァの事もあるから一概にゃぁ言えませんがね、
しかし…
 
 なぁんかこういうのって、たかが半年もしないウチに通常版っか廉価版を
出す商法とセットになってるのもあって納得いかないですわ…