「雑記」

 
 月に一度、会社で朝礼当番が回ってきて何かしら一席ぶたねばならぬ。
話す事それ自体はすきでも嫌いでもないんですがしかし結局んトコあえて
朝礼で注意を喚起しなきゃぁならんようなルーズな人間にはちゃんと話を
したトコロで無駄、って現実を思うと物凄く億劫になりましての。
 また、話していてついつい
「この言葉の使い方は理解してもらえるんだろうか?」
 とか
「この展開でちゃんとついてきてもらってるんだろうか?」
 とか思ってしまって、自分でも本当に御粗末だと思う惨状になって。
 
 オフの私を知る人からは想像がつかないかもしれませんが、どうも私は
話しながら考えてる癖があるもんで、話題ではなくコミニュケーションに
対する意識が近い人… 他は己ならず、己は他ならず … だとスムーズ
っか喋り過ぎになるくらいなんですが、そうでないとまず説明がクドくな
っていって最悪ドモリはじめてしまうんですよな。
「んなもん、どうせこいつらなんかにゃぁ理解出来ねぇよ」
 っとばかりに自分にとって正確・正直に話す、なんてのは社会人として
はマズイんで、とりあえず自分が出来る範囲で、なるべく聴いてもらう人
にはこちらの真意だけでも… っとか喋ってる時に考えてりゃぁそりゃぁ
言葉にも詰まるのは解ってルンですがどうしようもないんですよ。
 
 んで、今日はその朝礼でございまして…
 
 5分程度で喋れるようなザッとした下書きっかレジュメを用意して臨ん
でみましたがあかんかったなぁ… 明らかに理解出来て無い顔とか見ると
ヤル気そのものが失せてしまう、ってのもあるんだけど…
 
 っと落ち込んでおりますと、
「いやぁ今朝のUSA-Pさんの朝礼、良かったですよ。ホント、みんな気をつけなきゃぁいけませんよね!」
 と言ってくる課長。
「あんなん全然あきませんよ。それに聴いてない人もいるからメールでの
フォローっか指示徹底しないと… 」
「全然そんな事ないですって! 話上手じゃぁないですかぁ〜 もぅバッチリですよ!」
 っとニコニコする課長。
 
 … 意図っか気持ちは解るけど、でもねぇ… 今日の朝礼はまさに貴方
に対してのイエローカードとコッチの予防線っか恫喝みたいなモノだし、
以前貴方に対してコッソリした注意と朝礼の話、目的は違うけど言ってる
事は同じだったんですけどねぇ… そん時から改善してなかったからこそ
の今朝、だったんですがね…