TRATTORAIA & BAR GAJA(雅屋)

 
 【このカテゴリーについて。】を参照の事。
 
 昼間がアッサリ目で物足りなかったから
「いっそ『たべる菜』でリベンジでもする?(笑)」
 っと言ってみたものの、あえて新規開拓に望むのが妻、って事で夜はソフトピア近くのGAJAに行ってみましたよ。昼、晩とイタリアンってなったのはどうかとは思うのですが。
 
 イタリアンってよりは喫茶店のような外見、小さな駐車場なんですが店内はなかなかに広め。バーカウンターとテーブルスペースに分かれていて、夜だとお酒を飲むのにも悪くは無いかなぁ… って思いつつメニューの中から「前菜盛り合わせ、スープ、パスタ(二人前)、ピザ、デザート、飲み物」の二人用コースをオーダー、とりあえずの飲み物に妻がグラスワインで私がジントニックってしましたが… まず出てきた酒の不味い事ったら。白ワインは酸味と言うより酸っぱいだけな上に水っぽく、ジントニックはライムが生なのがいいだけで非常に甘く微炭酸ってより抜けたソーダって感じで思わず二人して苦笑い。
「まぁこれで料理が美味けりゃぁ… 」
 っと言う私に
「でも酒が不味い店じゃぁなぁ… 」
 とは妻。
「生ビールがアサヒだけってトコだからしょうがねぇんじゃないの?」
「そうなんだよね…」
 ってのは酒呑みの意見だからまぁねぇ… っと思いながら出てきた料理、見た目は悪くないものの、どれも味としてのウリが無い。仕事自体は普通なんだけど、例えばサラダのドレッシングやピザがトマトソースじゃなくて缶詰のホールトマトっぽいのも含めて
「アミカ(業務用食品スーパー)じゃね?」
「アミカっぽいよね」
 って思うものなので不味い!っと腹は立たないものの美味いたぁ言えんかと。特にピザ、缶詰トマトの平坦さに加えて水気が出過ぎてペタっとしてたのはねぇ… って最後のデザートまでそんな感じで量は普通なんですが印象に残らない、お腹はそれなりに満ちるけれど物足りなさを感じる品々でした。
 
 店内にかかるジャズやインテリアといい、多分イタリアン自体にあまり思い入れが感じられない店、ってのは言い過ぎかもしれんけど、少なくとも人に自分の作ったモノを食べてもらって喜んでもらう事が嬉しい! って人の店ではないなっと。いやまぁ不味くはないんですが、例えばスプーンやフォークをまとめてカゴで出すのはいいけど深すぎるカゴだから取り出し難かったり、ポットで出されたパルメザンチーズが固まってたんでスプーンでよく崩してやらなきゃならなかったり、製氷機の氷を移す時にちょっと考えられない物音をたててやってたりするように一見細かい気配りをしてみせているようでもそうじゃないトコロがアチコチで散見している上にこの料理ではとてもそうは思えんのですよね。ホント、不味くはないんですよ。でも、美味いとは言えない上にアチコチで雑っかガサツな店は二度と利用したかない店ですね。実際、賞与月の一般給料日最初の週末の土曜の夜8時からの1時間の間に満員になる事はなかった、って店って程度ではないかと。まぁ高くもないし安くもないですが、同じ価格帯でももっとオシャレな店はあるし、値段という点でも味という点でもそれぞれ、或いは両方ここよりも上の店はあるのに近所に住んでもいなけりゃあえてここの店を利用したくなるようなウリは特に無い… っか、ぶっちゃけオススメはしかねますな… って事で今日はイマイチな日でしたとさ。ふぅ。