「個人輸入雑記と映画の感想。」

 先週の11月30日にタイから国際普通郵便で発送されたDVD&VCDが届いて、
何故に11月18日にアメリカから国際宅急便で発送されたブツが届かないの?
な〜ぜぇ〜じゃぁ〜…
 
 … ってのは兎も角として、
これまでと違ってショップ名入りの箱で届いたのも含めてタイも裕福層の進捗は
面白く思いましたが…
 
『Born To Fight(『7人のマッハ!!!!!!!』(2004))』をとりあえず観て、あん
まりそういうお気楽な感想は持てられませんでしたな… 実に殺伐としたエンタ
ーテイメントで、タイ人のベトナム人嫌いと愛国が展開される舞台は貧しい辺境
のド田舎の村、って時点でアレだと思ったのですが物語の為とは言ってもまさか
タイ映画で坊主や長老を殺すなんてのはなぁ…

 アクションのアイディアとその無茶さでは『OngoBak(『マッハ!!!!!!!!』(2003)』
をも上回っているシーンもあるんですが映画の出来としては散漫でありましたが…
あ、ジャッキーへのオマージュがより強かったのは微笑ましかったんですがラスト
も含めてスカッとはしないんですよね…
 
 思うに、前作も堕落した都会に乗り込んだのは純朴な田舎の青年だったように
本作がその逆になっている点から、監督の自国への危機意識が創作の底にあるよう
な気がするんですよね… だからこそ肉体、実際のスタントに拘っているんじゃぁ
ないのか? ってのは考え過ぎ、かなぁ…
 
 
 
 いやしかし、
本作を日本でお正月映画として配給を決めた会社は馬鹿野郎なんじゃないかと。
夏頃に公開すりゃぁいいものを…