『ドッジボール (2004)』
んで。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2005/08/05
- メディア: DVD
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レンタルして観た翌日に
日本版セルDVDを新品で購入〜(笑)
ってぐらいにテンポがいいわ音楽の選曲もいいわ、そして何より笑かしてもらえるわ、実に楽しい作品でございました。
ヴィンス・ヴォーン主演作は初めて観た私ですが、崩れた雰囲気は地でしかないにしてもイイ感じだったのに対するベン・スティーラーの、コテコテでありながらも映画を壊さないパフォームは堪らんッ! 元々器用だとは思っていたベンですが、器用さと理詰めの巧さも併せた人なんだな…
って二人の掛け合いの合わせ方と外し方がもぅねぇ… ツボでしたなぁ…
って事で、来年に廉価版が出るのもUS版があるのも知ってるけど、矢も盾もたまらずに購入。こんなん久しぶりです。
ただ、翻訳が、ねぇ…
一番で気がいいのは日本語吹替えなんですが、「木こり→与作」ってのをはじめとしてやや日本人向けにとのアレンジの匙加減が好みの分かれるトコかと。ただ、一番ラインに近いのは間違いなく日本語吹替えです。
スラングやセクシャル方面のワードを殆ど訳さない一般訳はストーリー展開を追う分には悪くはないけど面白味は無し、と言ってアブノーマル訳の方は、言ってない言葉をあえて挿入してまでわざと下品にしているのはどうかと。ここらはバランスだと思うんですが、どれも匙加減はよろしく
無いんで観るのなら字幕ではなく吹替えがオススメなのが残念ですわ…
確かに翻訳ってのは難しいものだと思いますが、何事も過ぎたるは及ばざるが如し… ではないかと。料理で言えば素材の良さを手間やソースで殺してしまうのは勿体無いじゃぁないですか。
勿論、戸田奈津子のように折角の素材(本編)の上にゲロをぶっかけるような真似は最悪ですが、ちょっとフレイバーっか細工の加減を間違えた感じなのは本当に残念だなぁ… っと。