データベース。

 
 自分でも随分と無茶だとは思うものの、
「私にとってのイメージとしてのジャズ」
 ってのと
「自分が実際に聴いていて心地よい」
 って要件をソニー・ロリンズが満たして以来、アレコレ他のプレイヤー
のアルバムを購入する事は止めてしまってて。
 っか、ジャズについての知識がゼロの状態ん時に、聴いていて自殺した
くなるようパーカーや頭でっかちでプレイの楽しみをまるで感じられない
コルトレーンとかを聴かされたら嫌になるっての。ビリー・ホリディじゃ
なくてエラ・フィッツジェラルドを薦めてくれんのだジャズ好きってッ!
 ってな恨み節が過去にあるんで、あまり手を広げてガッカリしたり辛い
気分に落とされたり、クソつまんねぇカス掴まされたりして、お金の無駄
はまだ我慢出来るんだけどそんなアルバムに使った時間の無駄だけは我慢
ならんのだよ中年になると… ってのは余談っか前書き(←長っ!)
 
 実は私、
「観客の方に意識もプレイも向いているライブ版はどうも苦手」
「大掛かりなバンドでなく、ワンホーンでピアノ、ベース、ドラムくらい
のシンプルな構成のが好み」
「陽気さと勢いのある50年代のがいいかも?」
 って好みが解っていても、いざアルバムを買おうとするとネットで資料
となるものが殆ど見当たらないのが手間っか面倒に思う。
 それでも「はてな」の「ソニー・ロリンズ」のキーワードはとても参考に
なったけれど、リンクから見てもそれがライブ版か否かはよぉ解らんし、
サイドの構成とか名前だけではよぉ解らんし。
 
 ネットが誕生して一般化した以降の作品となると、既にデータベースと
しての構成がしっかりしているアーティストはいくらでもいる訳で、こう
いうネット以前・以後の情報の管理っか整備・整理格差はこれからも拡大
していくんだろうか? って思わないでもなく。
 
 ネット以前だから無価値とは誰も思っちゃいないだろうが、じゃぁ自分
がそれをするか? ってなると面倒だし、それこそマニアからあぁだこぅ
だのと自分がやりもしていない事なのにケチつけられるのも面倒だよな…
っという杞憂もあったりもして。
 だからまぁ、つまらない事であっても、データベースとして整理する程
の手間をかけるのではなく、まずはネットにデータとして残しておく事だ
けでも、それが例え古いものだろうが新しいものであろうが、まず残す事
がいつか誰かの役に立つ事も、ひょっとしたらあるのかもしれないかな?
 って程度の気分でしておくのがいいんじゃぁないのかなぁ… って気が
するんですよな、私わ。
 それがネットという総体っか相対? でのデータベースになればいいん
じゃぁないのかなぁ… っと。
 
 面白いもので、
リンク元を見ると本当に色々なキーワードでこんなトコにでも辿り着いて
いる方がいるんですよな。まぁ私の記事、文章ではあまり参考っかお役に
は立ててないんだろうけど(自爆)、それでも来てもらっての意味はゼロ
ではなかったんじゃぁない、の、か、な… っと思えるくらいの文章っか
中身はありたいよなぁ… っと改めて思いつつ書く日曜日のBGMは

(『サキソフォン・コロッサス』は昼間聴くには重いっかクドイし(笑))。