「歳のせいにはしたくは無いが… 」(雑記)

 <a href="http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=112520&log=20041022">10月22日の日記</a>にも書いたdvdショップ、なにやらトラックで荷物を運び
込んでいたのが気になったのと、そろそろ棚のチェックでもしようと行ってみると
地下一階ワンフロア全部中古エロビデオになっていて、その物量にはビックリした
んだけど、チラッと見てみるとこのショップの近所にあった個室ビデオ屋のモノと
思しき古い古い古いVHSが中心と解って棚をよく見る事にした。

 実はその潰れた個室ビデオ屋、ラインナップが古かったせいで長い間未見だった
岸田森の本当に数少ない主演作の1つ、日活ロマンポルノの『黒薔薇昇天』があっ
たんですな。で、個室ビデオ屋のタテマエとして販売もしてる、という事で店主の
オヤジに尋ねてみると
「これは古いモノだから売れない」
 と言う。
いや古くてもいい、定価19800だったかだから1万まで出す(他のエロビデオ
の販売価格は3〜5千円だったか?)、と中身の状態を確かめる前なのに既に頭に
血がのぼっている自分の自覚もせず粘って交渉したが結局駄目。
「まぁダビングならするから、それで勘弁してよ」
 と言われてはこちらもそれ以上どうこうも言えないし、まぁそれで内容を観てか
ら再度交渉をするのも… と、2千円だか払ってダビングしてもらったんだけど、
コレがまた面白かったんですよ。関西的人情喜劇って苦手なんですけど、岸田森
谷ナオミが何ともねぇ… また状態も悪くはなかったんで、時折行ってみてはオヤ
ジに交渉してみるも駄目で、そのうちに店はツブれてしまい…
 何だっけ、松坂希実子だかの古いのとか芸能人の日活出演作とかお宝ビデオと称
してボッタクリ価格つけてガラスケースに陳列するような事してたのも含めて潰れ
ても仕方無いとは思っていたけれど、その店のと思しきブツが今、1本千円で買え
るんだから…
 
 
 
 っと、探しはじめてみるが、途中で挫折。
どれもこれも派手な色だから目がチカチカしてくるし、ダンボールにビッシリと詰
まった状態の中を漁るのも一苦労だが、そんなダンボールが30箱以上、加えて、
フロアの壁面も棚にもビッシリっとあるんで、その量の多さに気力が萎えた。
 歳のせいにはしたくは無いが…
昔、古本でポケミスの初期とか色々探していた頃、大きな古本屋で何時間でもジッ
クリ棚をチェック出来ていたのを思うと、情けないとは思うんだけどね…