「ルーツは… 」(雑記)

<font color= green >1・レトルトカレーをよく揉んで具材を潰してからお湯に漬けておく。
 (面倒なら温めなくてもいいが、出す時に楽)
 ↓
2・フライパンに【玉葱】【大蒜】あれば【ハム】等を入れ炒める。
 (炒め加減はお好みで。材料は適当、冷蔵庫の残り物って程度で)
 ↓
3・「2・」に「1・」のレトルトカレーを加え、よく混ぜて弱火で馴染ませる。
 (スライスチーズを加えたりしても良し。)
 ↓
4・ A・「フライパンに茹でたパスタを加えて強火。よく混ぜる」
   B・「茹でたパスタの上に「3・」をかける」
 の、どちらかで出来上がり。
 好みで粉末パセリを少々かけてみるも良し。</font>

 … ってな手抜きメニューの発想のルーツは『包丁人味平』のカレー編に出て
きたスパ・カレーだったりするのは世代的なモノがあるかもしれませんが、でも
破綻もアラも目一杯あるけど『包丁人味平』は好きでしたね。


 特にカレー編は出店位置やメニューや価格設定など、経営って面にもかなりの
配慮があったりして、それまでのワンパターンの技巧対決やその後の暴走&破綻
のラーメン編と比べよく出来ていると思うんですよね。これが同じビッグ錠でも
『一本包丁満太郎』や『スーパー食いしん坊』になると対決ばっかりなうえに、
ショッカーの怪人まがいの料理人に代表されるケレンとハッタリの暴走ってね…
それはそれで馬鹿馬鹿しい面白さはあってもカレー将軍・鼻田香作の作った究極
のブラック・カレーのように
「食ってみてぇなぁ… 」
 と思うようなブツが無いんですよね。
それにカレー将軍って結果としてブラック・カレーはお縄になっちゃうシロモノ
になっただけで、実に正々堂々、自分よりも優れたものは褒め、負けている部分
は素直に負けを認めつつも常に小細工なしで真っ向だったのと比べて、ただただ
ケレンとハッタリの繰り返しじゃぁ飽きてしまいますよ…

 しかし、最近の『美味しんぼ』のような左翼的啓蒙マンガもウンザリですし、
ミスター味っ子2』のような嘘&インチキ満載のも駄目、『クッキングパパ
は実践的ではあるけどパッションに欠けるし… って事で時折『包丁人味平』を
懐かしく思い出す時がありますな…

<font color= red >▼</font>参考URL
 ・味平カレーを喰らう
 http://tensaidensetu.hp.infoseek.co.jp/meshi/ajihei/ajihei.htm