「気力は気分から」(dvd雑記)

 NY旅行の行き帰りの飛行機にて、フォアグラのガチョウのように身動き
出来ない機内の中での唯一の楽しみは機内食はなく映画だったのだが…

 楽しみにしていた『THE RUNDOWN』に落胆し、『legend of Mexico』に
呆れ、『恋愛適齢期』にゲンナリし、『Looney Tunes: Back in Action』
の散漫さに疲れ、『Cheaper by the Dozen』は面白かったけど毒が薄く、
『Radio』は変に泣かせに走らないのは好感を持ててももぅ少し個人の
エピソードの厚みが欲しく、『ホーンテッド・マンション』のチープ&
狭さ&家族の映画にしちゃったのにガッカリし、『MASTER & COMMANDER』
は重厚だし好みなんだけどもうちょっと目的っか方向性を絞っても… と、
あんまり個人的にノれぬ映画ばかりだったが、そんな中でたった1つだけ、
『The School of Rock』
 だけは本当に面白く、3度くらい観てしまった上に帰国日にAmazonにて
注文したブツが今日届いて嬉しい。
 ジャック・ブッラクの映画ってあんまり日本では公開されていなくて
この映画も10、11月と全米興行収入1位をキープしていたコメディ
なのに日本公開予定がやっと今年になってからGWの公開が決まったけど
そない難しい単語は無いんだから… と注文したがやっぱコレ、面白い!
 無理に平等、公平にしないスタンスであってもそれぞれが1つの事を
やりとげようとする陽気で、湿度の無い映画って素敵だわ。dvd特典も
賑やかで楽しいものばかりでコレ、私的今年の当たりdvdですな。

 年度末ゆえに忙しいし、人事異動のゴタつきも例年の事だから承知して
いたんだけど会計の女の子の過労による入院もあったりしてもぅ先週から
結構ハードで汗と涙でやっと過ごしたと思った今日は鼻水じゃなくて鼻血
が垂れそうな忙しさで少々参っていたけれど、御機嫌な映画のお陰でホント
今日も一日腐らずに過ごせれるんだから有難い。
 気力は気分から養えるものだし、それにはこのdvdはホント、最高!

(体力はサプリメントと睡眠と栄養で何とかします(苦笑))