「国民性の違い、なのかねぇ?」(DVD雑記)

 amazonからUS版『七人の侍』とチャップリンの初期短編集の
DVDが届いたんだが、DVD2枚にしては妙に大きい箱を不審
に思って開けてみれば、一応エアクッションはそれなりに入ってる
ものの、いつもなら台紙にビニールパッキングで固定してある筈の
DVDが固定もされずに突っ込んであって、
「ったく、ヤンキーはやる事が雑だなぁ… 」
 と思いつつ『七人の侍』を手にしたら

 カラカラカラ…

 って音がして思いっきり冷や汗をかく。
「まさか… 」
 DVDを固定するケースの内爪が折れちまったのか!?
「で、ディスクは! 無事なのか!?」
 と開けてみたら、単に外れてただけで、更に幸運にもDVDに
傷も無くてまずは一安心(でも新品なのに埃がついてる、ってのは
気持ち悪いよな… )。

 一応、試しに再生してみたんだが…

 色々とネットで読んではいたものの、想像してたのよりもずっと
画面が綺麗だったのには本当に驚いた。多少、陰影が強調され過ぎて
いるような気がしないでもないが、昔一度だけTVで観た時の傷だら
けでボケボケのに比べたら全然いい。ホンットぅにイイ!
 日本版はもっと綺麗らしいんだが、このクラリオン版の2倍以上の
値段を取っている上に後発なんだからそんなの当たり前… って言え
ないのが現実なワケで。
 むしろ、
「このクラリオン版があるから丁寧にやった、ってんじゃないの?」
 って思ってしまうんよね…
<font color= red >だって、ファンはとっくにUS版のLDやDVDで持ってるんだもん。</font>

 私の持ってる東映のDVD… 『座頭市と用心棒』と『ラヂオの時間
に限ってだけど… 画面とか音質とか良くないんよね。
 確かに多少特典が増えていたりするけれど、そんなのはあくまでも
瑣末、枝葉であって、本編がLDマスターってのは勘弁してくれよ。

 潰れたり、ボケて、おまけに色褪せている画面…

 dbだのと書いてあっても、音域設定以前にくぐもっている音…

「商品」として… 、ってだけじゃなく、未来への「資産」「財産」と
しても大事にしない、ってのは国民性の違い、なのかねぇ?

 違うような気がするんだけどなぁ…