『619』雑感

 レイ・ミステリオのDVDを観て、ナルホド、昔
の方がリングの上でのスピードやムーブの大きさ
など凄いなぁ… と思っても、でも、
「じゃぁ昔と今と、どっちが好き?」
 と言われたら、あんま迷わず
「今。」
 と言ってしまうのは、今のレイは「間」なり「溜め」
がうまくなっている、ってのもあるし、映像ソフトとして
現在の方が、洗練されているから… って思うのが
理由ですけど… ってのから考えると私はやっぱり
「プロレス」そのものが好きではないんだなぁ… と、
あらためて思ってしまった。
『SummerSlum2000』を購入して観た時も同様で、
「面白れぇ!」
 と思う反面、
「だけど今のWWEのカメラワークだったら…」
 とか思ちゃったりして。
(実は一番堪能したのがキングvsタズだったりして…
ってのはいつか書きますんで略。)

 とはいえ『619』、繋ぎのアニメが「 … 」な以外は
面白く観れました。彼の原風景も含めて、こぅ… 
しみじみとした気分を味わえた気がいたします。
 まぁ「膝の負傷による欠場アングル」を「事故」のよう
に扱っていたのはロック様の個人DVDがドゥエィン・
ジョンソンではなくロッキー・メイビア調だったのと同様に
個人的にはチト残念ではありましたが、素顔をモザイク
かけていたコトから考えれば仕方ないかな…

 実質の煽りが事前プロモぐらいで後はスキットも
殆ど無く、試合を重ねていく事で人気をつけていった
レイは凄いなぁ… と思うんですよ。
 これに比べたらBPPにしろゴーバーにしろネイサン
にしてもちょっとなぁ… とか思っちゃいましたね。
 勿論、レイをセルした人達が実力者だ、ってのも
承知してはいますが、でも、WCW崩壊後にWWE
に来た人材で、地位があるのってランスとブック様
くらいなのを思うとね…

 それと、カートの普段の落ち着いた姿は既に知って
いたものの、エディ!! ええオッサンやんけ!(笑)
 どうしてこぅ、リングを離れたSUPERSTARSは皆、
ナイスガイばかりなんでしょう。来年、サインを貰いたい
人がまた増えたじゃぁないかぁ〜