道のりは遠い?
何故か知らぬがキューブリック特別価格とやらでDVD
1タイトル¥2500、という事なので『時計じかけの
オレンジ』を購入する事にしたのだが、パッケージをよく
見てみると
「無修正版」
なる文字が。
「ポルノじゃあるまいし…」
と苦笑したが、ふと思い付いて他のコーナーなんぞを
よく見てみると
「ヘア解禁版」
「ノーカット無修正版」
だのといった文句がついているものが少なくはなく。
デジタルとはいえオーディオヴィジュアルに関わるモノ、
という認識があったのだが、
「デジタルリマスタリング」
「ニュープリント」
などといったうたい文句よりは多いような気がする。
どうでもいい映画ですら¥4700だの¥6000だの
という値段がついていて、それでも買う人間がいる。
そりゃぁ物の価値なんてのは人それぞれかもしれんが…
『七人の侍』などは現在のDVDソフトのメイン購買層に
とっては魅力的なタイトルにはならんのだろうなぁ… と
思うとなんか悲しくなったよあたしゃぁ。
DVDの価格帯がイマイチ高い気がしていたのだが、
購入層がこれでひっかかる、売り文句になる事を思うと
仕方無いのかもしれないんだが… それじゃぁ一般化は
まだまだ先なのかもなぁ…