「ユウグレノナゴヤエキノホームニテ… 」

 夕暮れの名古屋駅のホームにたどり着くと、
さして急いでいたワケでもないのに本来私が乗る電車の
一本前のがまだ停車していた。
「ま、急いで乗ってもコレは岐阜止まりだしねぃ」
 わらわらと電車に駆け込む人達の邪魔にならぬ位置
にて次の大垣行きまでの5分ほどを待つ事にした。
 すると…
ブロンドというよりはプラチナのような髪の、スラリと
ナイスバディな青い目のオネーサンが走ってきて、
ムンズと車掌を捕まえた。
<FONT SIZE=6>「すんまへん、</FONT>
<FONT SIZE=6>この電車、ギフにいきまッか?」</FONT>
 何故にベタな関西弁? (でもちょっと『萌え』(爆))