入院日記 入院日記 Part3、その7。

 

 
ロクに見えない、という情況の為に色々と想定し準備をしてきて、例えばトイレで部屋を出て行く時はいいけど戻る時に部屋を間違えないよう100円ショップで車用マグネット式の初心者マークを部屋を出る時にドアに貼っておく、ってしたりとか。で、その想定通りに役に立っているんだけど、ちゃんと見えない状態ではある訳で、結構ストレスというかイライラは募るもので。しかしまぁ、今のところは想定外が無いから必要最小限の手間しか介護師、看護師の人にしてもらう事が無い、って分だけまだマシだとも解ってはいるんだけども…
 

 
しかし漠然とした術後に対する不安と動けない事での感情の麻痺というか鈍化が気にはなってきてはいて。それこそ他の病室の患者じゃなくて毒者みたいに介護士や看護師や先生らを罵倒する事にはならんとは思うが、明確に、自覚的に苛立たない分、気を付けないとなぁ… とは思うのだが。
 

 
まだ妻への電話という外界の理性がある分、マシとは思う。が、それだけで慢心してると結果傷の治りまで悪くなるくらいにストレスを溜めて、ってな事にならんようにしなければ。