筋と道理。

 

 
車いすの搭乗予約断る 格安航空ピーチ社
 
 三月に就航する日本初の格安航空会社(LCC)の搭乗予約をした電動車いす利用の身体障害者、大久保健一さん(35)=兵庫県西宮市=が今月中旬、車いすの大きさを理由に予約を取り消されたことが分かった。大久保さんは「規定のサイズが小さすぎ、電動車いす利用者は乗れない」として、運航する「ピーチ・アビエーション」(大阪府泉佐野市)と国土交通省に改善を求める要望書を提出した。障害者団体は「電動車いす利用者が乗らない前提での運航は問題」と指摘している。
 
 大久保さんは今月十一日、特別な支援が必要な人が予約に使うコンタクトセンターに電話し、三月の関西−福岡便を予約。折り返し電話があり、車いすのサイズを聞かれた。横幅六十センチ、奥行き九十五センチ、高さ八十五センチで、電動としては普通の大きさ。ピーチ社の内規では、機内に積める車いすは横幅、奥行き各五十センチ、高さ八十センチ以内で、「車いすを取り換えられないのなら予約は取り消す」と言われたという。
 
 大久保さんは「車いすは体の一部。障害に合わせて作ってあり、他の車いすに替えられるものではない」と話す。旅行が趣味で飛行機をよく利用するが、これまで全日空日本航空など他の航空会社で搭乗を断られたことはないという。
 
 通常の旅客機は、座席床下に貨物や搭乗客の手荷物などを積む。コンテナに収めるほか、荷物のバラ積みをするスペースもある。車いすを預けた上で座席に座るのが普通だ。
 
 ピーチ社によると、大久保さんの車いすの場合、バラ積みでは不安定なため、コンテナ収容になるが「当社は貨物部門がなく、コンテナを所有していないため、物理的に積めない」と説明。サーフボードなど大きな荷物を持ち込む場合も、同様の理由で搭乗を断るという。
 
 車いすのサイズ規定は予約用ホームページに明記しておらず、内規で定めているだけ。利用客は事前に確認できない。今後、ホームページに記載するか検討していくという。
 
 要望書を受け、ピーチ社広報は「就航後に運用する中で、何か方法がないか検討していく」、国交省の担当者は「事実関係を確認し、男性に回答する」と話している。
 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012013002000026.html

 

 
正直、この男性は勘弁して欲しいと思う。相当に、不愉快。
 
これがピーチ社しか無い路線ならば兎も角そうではないのようだし、現状では健常者でもスペースの狭さやサービス等を割り切って利用する格安航空便に障害者が人権や差別でのゴリ押しをしているだけじゃぁないか… 私もまた障害者なんだが、こういう事例が積み重なる事で障害の状態ではなくただ単に障害者である、という、ただその1点のみで航空会社や旅行会社や宿泊等の施設からいらぬ心配っか配慮っか敬遠をされてしまう事が何度も何度も何度もあっただけに余計にそう思ってしまう。ホントよくあるのよ、ちゃんと申し込み時に障害者手帳のコピーも添付してるのに
「本当に大丈夫なのか?」
「特別な手配が必要なんじゃないか?」
「正直に言ってください」
 って電話とか窓口対応。ホント、いくらでもあるんよ。
此方としてはそういう風になるくらい、これ迄障害者がどれだけの嘘と偽りと我侭と好き勝手を積み重ねてきたかの結果にしか思えないけれど、そういう配慮分も一般客のコストになってるってのを考えた事があるんだろうか? そして、その結果迷惑といらん手間と気遣いをしなきゃならない障害者の事を考えた事があるの? むしろちゃんと事前に状態について尋ねてきただけ親切じゃないかと思うくらいなんだけど… だってピーチ社は国営企業でも公共交通機関でもないじゃぁないですか。そりゃぁ空港なりの施設はその会社が用意したワケではないけれど、じゃぁ何処まで客の要求を呑めばいいのさ? 
 
こういう悪平等?ってのかは何とかならんのか。人権は負うべき責任と果たすべき義務があってこそのものであって、無制限に権利のみを要求されてもなぁ… 今回の場合は自分が必要とする対応をしてくれる他の航空会社を選択するのが筋じゃぁないの? 自分の道楽の旅行の為ってのも30過ぎの男の道理として通るとは思えないんですが… っか、こんな事で障害者差別だとは言ってくれるな。元々様々な条件自己責任で了承出来る人が利用する会社じゃぁないか。他の航空会社では、って公の機関にネジ込んでまでのゴネ得をしようとしてくれるな。これは差別云々じゃぁない。単なる我侭でしかないし、そういう障害者がいる事で迷惑を蒙る障害者らが少なからずいる事を知ってくれや。一般に訴えてまで自分の娯楽の為だけに我侭を通そうとする醜さを、恥を知ってくれや。いい歳をしてるんだから身の丈、身の程を知ってくれや…