『Zombie Sexy Girl (2010)』(PAL) - Region 3

DVDジャケ。

 
タイのとある片田舎で暮らす姉妹。小さい頃に父親から見せられたゾンビの絵本に妹は恐怖をもったものの姉は好奇心を持っての幾歳月、父親も亡くなっての姉妹二人暮しで姉は研究所通いで妹は女子高生として性春を謳歌していたのですが不遇な事故で妹は死亡。悲しむ姉は研究中のゾンビウィルスを妹に注射する事で生き返らせるもやはりゾンビである妹、辛うじて生前の記憶はあるものの食人を求める。仕方なく姉は適当な男を見繕って誘惑、自分の家でコトに及んだ後でヌけた男を妹に食わせるという生活になるのだが…

 
 ジャケのいかにもなセーラー服とナース服でのこのタイトルに笑ってしまったのでオーダーしちゃったんですが、
 
 うん、スゲーつまらん。
 
 先が読めるお話自体はまぁいいんですけど、そうなるとグロかエロにどれだけリキが入ってるか?ってなるんだけど本作の場合はどっちも駄目。ゾンビだから派手なキリングは期待してませんでしたが何発か終えてグッタリしたトコやワーッと襲い掛かっての次のシーンでもぅバラされて食ってる手足のショボイ事ったら。しかもアップも無いし。んじゃぁエロは?となるとタイでも日本で言うトコロの無修正物も増えてきたんですけど本作の場合は精々ニップルぐらい、それこそ一昔前の日本のTVの方がよっぽど無茶してたのを思うと本当に大人しい。
 んじゃぁカッティングなり音楽なりの編集でってのもまるで駄目、それなりにTV番組的にまとまってはいるけれどそれだけで目を惹き付けるような風景もショットもカットも無いしでいやぁ久々に金をドブに捨てたなぁ…と清々しい気分にすらなりましたが… まぁ望むならば、ね? かつての日本でだけど日活ロマンポルノとかで『処女のはらわた』とか、ポルノではあるけれどスラッシャーとかトーチャーだったけか?にリキ入れた作品ってあったじゃぁないですが。『女虐』みたいに行き過ぎる場合もありますけど、エロさえあればオッケーだから好きな事をするぜ!って作品だったらなぁ… とも思っての購入だったんでここまで見事にスカるともぅ笑うしかねぇですよ。そう、箸にも棒にも何ら引っかからない、やりたい事が何も見えなかった映像作品に時間を浪費しちゃったらもぅ後は怒るか愚痴るか笑うしかねぇじゃぁねぇですか… ゾンビ映画補正を入れる以前でしたワっとぉ。
 
 
 さて、DVDソフトとしましては。
 

 
 
・『Zombie Sexy Girl (2010)』(PAL) - Region 3
 
 Studio: THAI AV STUDIO
 Theatrical Release Date:
 DVD Release Date: September 28‚ 2004
 Run Time: 79 minutes

 Aspect Ratio(s): Anamorphic Widescreen - 16:9
 Available Audio Tracks: ThaiEnglish (Digital 2.0)
 Subtitles: no

 DVD Features: Trailers (5)

 

 
画質・音質は酷いです。VCD版よりは綺麗かもしれませんが2010年のDVDソフトとはとても思えない、共にボケてくぐもった感じですがな。特典も同社がリリースしてるのの予告編集ですが本編同様の低画質・音質ですんでナンとも。せめてフォトギャラリーなりあればいいんですが… 主演の二人の女優さんはそれなりに可愛らしい感じでしたし… まぁ本編がどうしょうもないんでオススメは絶対にしません。時間とお金が余りまくってどうしょうもない人だったらば… って程度で。