ボッタクリ。

　
　DVDの個人輸入をしていると時折日本版のボロい商売に出会う事があるけれども、

　・【レビュー】男性の夢がついに実現! 洋画のセクシーシーンだけを収録した"無粋な"映像集
　http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/02/20/miwaku/index.html

　と、

魅惑の70’sムービースターヌード大全集 [DVD]

　が紹介されてるのを見て、
「あぁ、そういやぁこういうのって数年前から増えてきてるよね…　」
　とAmazon.comで調べてみたらばアッサリとオリジナル版発見〜。
ただオリジナルがディスク1枚でRun Timeが215minutes、なのに対してこの日本版は2枚組で198分、US版でよくある両面ディスクを2枚組にしただけかもしれんけど差の17分は多分アレですね、日本の法律じゃぁ拙いモノが映ってるチャプターをチャプターごとカットしたってのじゃぁなくて単に映像特典なりをゴッソリとカットって事なんでしょうが…　それにしてもオリジナルUS版が定価$24.99、Amazon.com価格で$19.99だから単品で個人輸入しての価格は$27.97、なのに解説画面も本編映像も一切日本語字幕も吹き替えも無し、というノン・ローカライズで商品で定価\5‚040アマゾン価格でも\4‚491ってのは流石にボッタクリと言うかいい商売だなぁ…　っと。記事にある「マスターテープのノイズやキズを可能な限り修復した執念」もUS版オリジナルの製作スタッフらによるものであるし、それこそSomething Weierd Video社とか海外ではゴロゴロある物ん中で精々モザイクかけたくらいでしなくてもいい無駄な分割までしてほぼ倍の定価ってのではねぇ…　「無粋な」はこの記事書いた人とメーカーじゃねぇの？
　
　で、更にチョイと調べてみたらばまた似たような商品で

青い経験 トリプルBOX [DVD]

　も日本語字幕ついてなくて定価￥8‚400でアマゾン価格でも￥6‚986って！　あはははははナメてんなぁ〜。オリジナルUS版の『The School Teacher Collection』、リージョンフリーでディスク1枚で今はAmazon.com価格でも$13.49だけど私が購入した時は$10.99だったのを思うと6倍って！あはははは。しかも本編のオリジナルであるイタリア版じゃなくてどうせUS版でしょ？　片面2層で十分入るのにわざわざ3枚組にして値段は6倍ってさぁ…　無修正ったって確か毛すら出てなかったような…　ま、若人のドタバタコメディとしても時代がかかってるだけに今観ても四十代以上じゃないと辛いだろうし、その購買層にとっては日本語吹き替え無いとアカンのとちゃうのん？　っか、どんだけボロい商売してんのって話ですが、ってのは兎も角として。
　
　先のDVD、既に続編の『Celebrity Nude Revue‚ The Saucy 70's Volume 2』ってリリース済みでディスク1枚なれどRun Timeは260 minutesって多分両面ディスクかな？　まぁコレのように70年代に限らず実は色々あるからリージョンコードの問題以外はこのテのが好きな人なら個人輸入でもいいと思うんですけどね…　日本語字幕すらついてないのがデフォってそりゃナメてますがな。日本版との差額、3本くらいでリーフリデッキ買えるしPCがあるならゴニョゴニョして変換ってのでもいいんだし、いい加減こういったボッタクリ商品…　それこそワンコインで出てる物でもないのにホイホイ買う人がいるから続くんだろうけど、そりゃぁ出会い系詐欺サイトとかが減らんわ、こうも簡単に引っ掛かるんだからボロ過ぎるよなぁ…　え〜っと、こういうのってネットではアレだっけ、「情弱乙」とでも言うんですかねぇ…