「諸事雑記。」

 
 ロードショーが休刊 11月発売の1月号で
 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080901/tnr0809011139002-n1.htm
 
 magazineという言葉は元々アラビア語で「貯蔵庫」とか「倉庫」という言葉が
フランスだかに伝わって… というものらしく、1731年にイギリスで発行された
『The Gentleman's Magazine』というも今で言うなら『男の隠れ家』くらいの意味
ではなかったんではないかと思うけれども… ってのは兎も角として。
 
 多様性をもっての「雑」であってもクオリティが要求される筈だし、貯蔵されて
いる中身が誤りだったり捏造だったり歪曲してたり穴だらけだったり盗品だった
りするのも、中身の出来が到底商品としての質に達していないものだらけだった
のなら駄目でしょ、ってだけの話じゃないかと。
 
 結局、自称・専門誌の存在意義というか意味というか価値って情報の占有に
よって成立をしてただけで、業界ゴロがコネとゴネで手前ぇの掠め取ったパイ
の大きさを自慢しあってるだけなんだからこのインターネットの時代じゃぁそりゃ
まぁ潰れてても仕方無いかと。
 
 何せ、即時性だけでなく、直(すぐ、じか)に原典や現物やもしかしたら当人に
あたれる即応性、レベルはどうであれ基本的にはその専門ジャンルへ手間隙
時間金愛情熱やらをもった人達の様々な批評なり意見や情報といった多様性。
 
 旧来のメディアが情報の占有の元で行ってきた黙殺っかスルー、改竄、隠蔽、
既得利権保護の為だけの擁護や宣伝行為といった欺瞞がいかに横溢横行して
いたのか、そして、それを行って碌を得ていたそのジャンルに対する知識も理想
も情熱も愛情も無い上に技術も品位も無い人間がいかに多いのかが自分で世界
にアクセスする事で知ってしまっても尚、その雑誌を買うのか? ったら…
そりゃぁねぇでしょう?
 
 確かに品質が良ければ売れるとも言わんし、愛情やら専門知識があればいい
なんて暴論も言わんけれども、出版業界はちょっとヌル過ぎたんのとちゃい
ますかいなぁ… 仮に今、景気回復大上昇したとして、今までやってきてた事の
継続、延長でしか物事を見てないんならやっぱり廃刊、休刊にしかならんのじゃね?
 そもそも社員の為の出版ありきで広告こそが利益の一番メイン、なんてのがそも
そもおかしかったんじゃないの?