「DVD雑記。」

タイ版DVDジャケ。


 
『chocolate (2008)』が本日到着、再生チェックのつもりがウッカリ最後まで
観てしまったんですが… ん〜… 微妙ぅ。
 
 一番の難点は撮影監督とカメラマンがこれまでの作品の人とは違う事で、
画面構成が非常に単調なのとカット転換が多いワリに見せ方をよく解っては
いなさげ、ってのもさる事ながら『ong-bak』『tom yum goon』にあった観て
いて思わず引き込まれるような映像が特に無かった、ってのが、ね… 
 バストアップが多くその構図も単調なんでまるでVシネみたい。
とは言え、多分今の香港映画でも出来ないアクションをしているのは凄いと
思うんだけども、主人公のzen以外に敵役でキャラが立ってるのが1人、では
もちっと盛り上がりに欠けるんですよね… って、まぁ贅沢なんですけども。
 
 体重の軽い女性が大の男を薙ぎ倒すファンタジーとしてのアイディアは充分
オッケーではありますが、しかしこの監督のジャッキー映画好きを思うとあん
まり手放しでは褒める気にはなれんと言いますか… うん、ちょっと残念でし
たわ、ってトコで。