「日記」

 
 米朝師匠の『落語と私』を読んでナンとなく虫が疼くと言うか落ち着かん
気分になって『シネマ坊主2』『エガちゃんの超映画批評』『私の履歴書
米朝よもや噺』『見仏記』とか、手当たり次第にパーッっと読んで暮れて
明けて暮れてくこの週末。ネットもしてないんでメールとか溜まってるのが
また鬱陶しい(笑)。
 
 
 
 字ぃを読む事、それ自体は好きなんだけど、私的に嫌なんが、最近は活字
が大きい本が多くて、なんかそれが駄目でして…
 
 昔の文庫本とかのみっしりと詰まった活字が身に染み付いているから活字
があんまり大きいと目がクラクラするというか、スンナリ頭に入ってこない
と言うか… ラノベとか信じられない、絵本やろコレって言うくらいの大き
さの活字の本が増えてきたのが嫌んなって習慣的な読書は止めてしまった私
としては先に挙げた読んだ本かて実は活字が大きくて嫌なんですよ。でも、
まだエッセイ系なんで我慢出来る。人の喋り言葉が元ですから、紙面におけ
る字面とか考えてなくてもいんだけど、小説はあきませんな… 多少面白い
トコがあっても行間の広さがより字面の大きさを強調するようでスッカスカ
な印象しか後に残らへんし、それ以前に並んでいる文面が日本語のものとは
思えない汚らしいモノに見えてしまう。
 
 まぁ今の本に興味は無くても昔からの本が家の本棚にはいくらでもあるか
ら特に困りもしないが、どうも久々故字に騒ぐ読書の虫、なかなか満足して
くれんのぅ… 毎日、PCのモミターで人様の文章を読んでいても、それはど
うも読書とは別物なんやなぁ… っと思う日曜日の午後。