「時事雑記」

 会社にて、
「映画とか好きなんだって? 字幕無いので良かったら『アイアムレジェンド』
とか最新の映画なら大体揃ってるよ」
 とかなりの御年の方に言われてフト、
 
 ファイル交換ソフトウィニー利用、3倍
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080106ddm003040076000c.html
 
 という記事を思い出して… まぁこの記事は眉唾物っか統計調査の嘘大袈裟紛ら
わしいJAROじゃろ、だとは思うものの、日本の映画産業の歪みと携帯メール等でも
見られるように【目的さえあれば技術収得に年齢はあんまり関係無い】ってオチで
済ますつもりだったのですが昨夜放送された『俗・さよなら絶望先生』ってアニメ
にて堂々と
 
「DVDを買ってくれてありがとうございました。御蔭で新シリーズを製作する事が出来ます。」
 
 ってメッセージが出るのを見るとソフトを買う事、ってのにいささか疑問を感じ
なくもなく… 人件費や輸送費のコスト高も日本版ソフトの高さの一端ではあるが
それが全部ってワケでもなく。CDがいい例で製造単価も在庫管理等のコストがレコ
ードよりも遥かに、遥かにかからないにも関わらず値下げもせず、と言って作曲者、
歌手、作詞家等への印税も上がってないんよね。それで多様性なり時代への即応性
が出来たか?ったら、レコードの時代よりも確実に下がってないかい?
 例えば個人的には面白いと思わないけどムーディ勝山や小島よしお、レコードの
時代ならとっくにEPの1枚でも出てる筈でしょ。着うたがそれに代替した、っての
もあるんだけど、ソフトを売る側と製作者、ユーザーとの乖離が日本ではもぅ取り
返しのつかん情況になりつつあるんじゃぁなかろうか? っとかね。
 
 
 
 私はP2Pは興味は無いし。気になる物は買うなりオフィシャルに金を払ってDLを
するって生活なりスタイルは変わらんけれども、歪っかおかしいと思うんですけど
ね… なのにダウンロード違法化とか、なんかアホらしいよなぁ… ソフトの価値
ってのは人それぞれだけどさ、正規の品に金を払う事に違和感を感じるような情況
というのを何とかならんもんなんだろうか?