無題。

 
 本日アメリカより『Happy Feet』のDVDが到着。
思えば1年前、アカデミー賞ドキュメンタリー部門を受賞した『March of the Penguins (2005)』*1の冒頭に、ジャミロクワイの曲にノッてタップをカマす子供ペンギンって予告が本当に可愛らしくて気にはなっていた作品だが、考えてみれば半年後に公開、んでアカデミー賞受賞で、今こうしてDVDを手にするのに1年… 歳を食うワケですな、っと苦笑いをしつつ、とりあえず平日はヒアリングの集中力に欠けるのともうちょっと気力・体力を整えて腰を据えて観たいのでとりあえず、ディスクがちゃんと再生されるかどうかの確認の為にプレイヤーにセットすると、まずスタートしたのが今年の7月公開の『Harry Potter and the Order of the Phoenix』の予告で
「あぁみんな大人になってくねぇ… 」
 と改めて苦笑いをしたんだけど、その次の予告が! と驚くやら嬉しいやらで思わず風呂上りの妻を呼び寄せてもう一度再生する事にする。
「これは今年のクリスマス映画の予告なんだけどね」
「そりゃまた随分と先の話ですなぁ…」
「でも多分、これは日本での劇場公開は無いと思う。運が良ければ… 」
「ビデオスルーってトコですか。で、どういうの?」
 

 
「え! まさか!」
「そう! 妻の御贔屓、ポール・ジアマッティ!」
「そして夫がそこそこお気に入りのヴィンス・ヴォーン!」
「この映画の監督が『WEDDING CRASHERS (2005)』の人! って… アメリカ人でコメディ好きならもぅ堪らんだろうけども… 」
「こりゃぁ確かに無理目だわ(笑) っか、コレで喜ぶのってウチら夫婦ぐらいじゃないの?」
「狭いもんなぁ… 」
「狭いよねぇ… ポール・ジアマッティが好きって人、見た事無いもんなぁ… 」
ヴィンス・ヴォーンもなぁ… もっとメジャーなベン・スティーラーやアダム・サンドラーだって日本じゃぁビデオスルーの方が多いし。ウィル・フェレルなんて去年大ヒットしたコメディの『Talladega Nights - The Ballad of Ricky Bobby』は今もビデオスルーの話すら無いのに、シリアス系の所謂【泣ける映画】ちっくな『STRANGER THAN FICTION』は劇場公開、ってのだから打ち切りの『ドッジボール』以外は『Mr & Mrs Smith』くらいでしか印象の無いだろうヴィンス・ヴォーンで、日本ではビデオスルーだった『WEDDING CRASHERS』の監督作品、じゃぁなぁ… 」
 
 IMDbで調べてみると現在役名がついている他の出演者がケヴィン・スペイシーミランダ・リチャードソン… いや巧い人達ではあるが地味だよなぁ… いや好ましく思ってはいるんですけど、でも地味だよなぁ…
 
 でも喋り主体のコメディだとアメリカからDVD買うのは…
 
 いやでもコレ、一体どんな映画になるんだろう…
 
 
 
 
 
 … っと、妻とアレコレと話をする時間がとても楽しい。
勿論、何もかも全て同じというワケではないんだが、違うからこその面白さもあるし、夫婦として共有出来る物があり、それについて語れるって事は刺激的で、楽しい。
 
 まぁ私ら夫婦のフェイバリットが

ズーランダー [DVD]

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 ってのが、所謂【泣ける映画】好きの夫婦さんや恋人がたと比べて日本では茨の道だか獣道だかの狭い道、ってのが難点っちゃぁ難点ではあるけれども… しかしまぁ別に無理して周囲とは違うって為に選んだワケでもないですしねぇ、妻も、好きな映画も。
 

*1:そういやぁコレのDVDはヤッパリ出ないですな… アカデミー賞受賞作品なのに。