『Wwe: Royal Rumble 2007 (2007)』(メモ)
「二束三文のタイトル戦×3試合」っと道頓堀次郎御大が書かれていましたが、観てみて本当にそうだなぁ巧い表現だよなぁ… っと思うくらいにオープナーのThe Hardys vs. MNMからランブル戦までのECW、SD!、Rawのタイトル戦は私には面白いモノとは思えませんでしたが、これはもぅ00年のHHH vs. カクタス・ジャックのストリートファイト戦、01年のジェリコ vs. ベノワの梯子戦、02年のヴィンス vs. フレアー、03年のカート vs. ベノワ、とかと比べての贅沢なのかもしれませんし、03年のHHH vs. スコット・スタイナーの拷問、苦行のような退屈な王者戦*1と比べればずっとマシ、と言えなくもありませんが、比較的若手でのタイトル戦は今後の事もあるとは言ってもなぁ… そりゃまぁ誰しも最初から優れたパフォーマーだった訳ではないにしても… とか。
ただ今回はランブル戦がメインで、しかもちゃんとメインたるクオリティを普段は別ブランドにいる者同士がキッチリと見せてくれたんだから満足でありました。去年はもぅレイの勝ちとHHHの仕切りが見え過ぎてたのと、若手に比べレジェンドレスラーの間合いや場面を作る巧さの差が出過ぎててもひとつだったのを思うと、今年はエッジの大根っぶり… っか途中でボーッっと突っ立てるのは流石にどうかと… を除けば、若手は若手なりに、ECWはECWなりに、ベテランはベテランなりに見せれた人は見せれましたからもぅそれで個人的にはオッケーかと。ナイトロ君、オープナーに続いてのランブル戦なのに休んでる間を作らず場面場面で思いっきりのいいバンプをしたり解り易いフォームのドロップキックをしてみせたりと先がちょっと楽しみにはなった後でのテイカーとHBKってのでね… もぅこれでいいかと。やっぱりメインが締まらん事には興行ってあきませんよね…
…って事で、
以下はこのDVDについての情報なので日本版(asin:B000MKZ7EC)の購入をご検討なされている方など、興味やお時間のある方だけ
・『Wwe: Royal Rumble 2007 (2007)』 - Region 1
Studio: World Wrestling Entertaiment
Theatrical Release Date: 28 Jan 2007
DVD Release Date: February 27, 2007
Run Time: 180 minutes
Aspect Ratio: Full Screen
Available Audio Tracks:
Original 5.1 Dolby Digital Sorround - English, Spanish
EXTRA
・Shawn Michales & John Cena vs. Rated RKO - Raw 1/29/07 ()
・Donald Trump and Mr.McMahon - Raw 1/29/07 ()
・Tood Grisham interviews Undertaker and Kane ()
ぶっちゃけ今回のDVD、特典が翌日のRAWからのスキット2つで、面白い事は面白いんですけどこれまでのランブルのDVDと比べるとちょっと… っと思ったりもして。確かにWMに向けてのストーリーラインの提示も重要なんでしょうけども… 王座戦後のインタビューとかRRに向けてのスキットとか色々あったであろう事を思うとちょっとこの特典はなぁ… っと。
いやしかし、「Donald Trump and Mr.McMahon」はなんか観てはいかんモノを観てしまったような気になりましたな… WM21でJBL札が舞うのは観てるし、昔『いけないルージュマジック』とか映画とかで札びらをバラ撒く様を観た事はあるんですが、ライブの会場で本物のドル紙幣が撒かれる様というのはなんか…
「よくもまぁ暴動とか騒動にならなかったなぁ…」
っと。だって精々$1とか$5程度かと思ったら$20とか$100札まであったじゃぁないですか。世間の話題を集めてナンボとは言ってもなぁ…
*1:まぁHHHが何とか試合として成立させようと悪戦苦闘している様を楽しむ、って見方もありますが、しかし似たようなのってGBとか色々ありますしなぁ…