マンガの感想とか雑記とか。
ザザッと適当に。
- 作者: 菅野文
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/01/19
- メディア: コミック
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ってのはさておき、男っかオヤジの私でも素直に面白かったですよコレ。
第1話が本当によくまとまっていて読み切り作品としての完成度が高かったので以降のエピソードがどうなるかに若干の心配があったのだが、このテのシュチュエーションコメディにありがちな毎回のゲストに頼らず且つ、話が深化していってるのは非常に巧いんではないかと。
以前読んだ『ナデシコクラブ』と違い、基本の絵が上手いがその上手さがちゃんと料理や小物の絵も可愛らしくッ仕立てた上に使い方、コマ配置も含めた見せ方の巧さに繋がっていて説得力になるのも個人的には好印象でして。やってる事は作中作の『ラブちっく』的っかオーソドックスだと思うんですが、設定の逆転とツイストで見せるだけなら多分BL系でもよくあるんだろうけど、あえてウェットに走らせずカラっとしたコメディに仕立て上げているバランス感覚ったら。乙女的嗜好については理解出来なくとも男が読んでも楽しい作品になってるんじゃぁないんでしょうか。無理しての矛盾も拡大もしていませんしね。
「でも、このお話はどうやってくの? どうなっていくの?」
って興味も含めて次巻が出たら買ってしまうわコレ(笑)。
- 作者: 倉島圭
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2002/03/07
- メディア: コミック
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確かにこうやってコミックスとしてまとまるとネタの出来・不出来が見えてしまう反面、この作者の場合通常の4コマと違ってネームと絵が揃っての奇妙な味… 心象風景なのか状況描写なのか判然としないコマや背景が多いんよ… があるもんだから、あまりエピソード単体での評価ってのは個人的にはしたかないですな。ただ流石にひたすらボケてボケてボケまくる様はつらっっと気軽には読めないっか疲れます(笑)。2ページ物になるとコマが拡大し配置される妙も加わって上手いこといった回なんかもぅたまりません。
ただ最後に収録されてた『完全超悪』は多分作者の初期の作品だと思うのですがなんかガロちっくで個人的にはイマイチ。台詞の過激さが直接的過ぎて70年代ならインパクトはあったかもしれないけれどでも今時やられてもギャグとして有効に機能してるとは思えないんで… でも『24のひとみ』がお好きな方ならば是非、っと。
- 作者: 今市子
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2007/01/23
- メディア: コミック
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- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2002/08/01
- メディア: コミック
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- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: コミック
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まぁ手塚絵ってのもウェットっかフェチっぽいんだけど、そこを上手く逆手に取りつつ単なる露悪趣味ではなく本人が節度を持ちながらやるバランス感覚は個人的にツボでございましたな…
私のオススメは『ヤング田中K一』ですね。
某オモチャメーカーの営業時代って括りがあるお陰でまとまった印象があったのと手塚タッチだけでなく本宮、池上タッチの融合もスムーズになっていて見易い上にそれがとても面白く思えましたし、何よりエピソードが強烈。でも強烈なんだけど明るくサラッとしていて… ネタによっては結構悲惨なモノもあるんですけどね… ってのでオススメです。
コレを読むと同じ関西人の東野圭吾氏の
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/05/20
- メディア: 文庫
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