「自分でも… 」(雑記)

 
 家に届いたもののミュージカルシーンの物語性の無さになんとなく観る気
が失せてほっぽってあった『Dhoom2 (2006)』、ではあるがインドでヒット
している映画なんだしなぁ… っと調べてみると去年の11月末公開の本作、
2006年度年間興行成績第一位、インド映画歴代興行成績も2位、まだ公開中
だから最終的には1位?… ってのに
「それだけ今のインドの若者に支持されるだけの映画、なのかぁ?」
 っと興味が沸いてとりあえずOPから30分程度観てみる事にして確かに
面白いと思うし今週末あたりガッツリ観ようと思ったのだが…
 
 自分でも…
 
 嫌なヤツだなぁ… っと思うのだが…
 
 でもディティールが気になるんですよ、特に銃器!
CG合成でモデルが次のシーンと大きさが違うぞ! ってのも気になるんで
すけども、やっぱり気になるんですよ銃が! 装弾数何発なんだよ!(笑)
リッグス撃ち(『リーサルウェポン』でメル・ギブソン扮するリッグスが
するトリガーをガク引きする撃ち方)でそない当たる!(笑) 何で二人で
並んでオートマチック撃ってんのに片方の銃しか排莢してねぇんだよ!(笑)
 クールで優秀な敏腕警部の方が全弾撃ち尽くしてスライドオープンで、
オッチョコチョイのドジな刑事の方がまだ残弾残してて… ってのはまぁ
キャラ描写としてはアリかとは思うんだけども、やっぱ駄目っか笑う。
カッコイイとは思えんのですよ… そりゃまぁインド人がアメリカ人並に
銃器が身近だとは思ってませんが、しかし銃器を使うんならなぁ… っと。
 
 多分、タイ映画『Ong-Bak』『Tom-Yam-Goon』も意識している本作だけに
なんかこういうデティールの甘さが勿体無いと思うんですよ…
 
 
 
 
 
 … って思う自分がまぁ、損な性分っか嫌なヤツだと。
でも嘘なら嘘でいいんで、せめて作品内のリアリティのある嘘に仕立てて
欲しいんですけどね… って、贅沢者なんでしょうね私。