PC。

 
 私が初めて所有したPCは高校入学祝いに買ってもらったPC-6601というもので。
当時としては珍しいFDD標準装備、PCMだかPSGだかの3音といい悪いモノではなかったが、結局不人気で1年くらいでPC-6601SRだかが出て消えてしまいましてな… プリンターから何から込みで総額30万以上かかたのが世間的にはゴミになってしまったのを思うとなんともやり切れず、あえてPCには関わらないようにしてましてのぅ…
 
 それがちょっと違う印象を持ったのがDCでネットを始めてから。
ツールとしてインターネットが非常に便利である事を知ってPCへの興味を再び抱くまで14年の歳月が経過してたワケで、その間にMS-DOSからWindows 98へ、PC-9801やX6800の日本式からDOS/V機へと移行していたものだが、どちらかと言えばゲーム寄りの私からすれば不安定に見えるPCはやはり手を出し難い印象があったもので。
 
 そんな私の元に
「この度自作PCを組みなおしたので余剰パーツで一台組みました。日頃お世話になっているので… 」
 っと友人のMやんからPCを頂いたのが00年末、以来生活にPCがある事が普通になったが…
 
 
 
 2週間近くそれまでPCがなくては出来ない事をやれない環境にあっての若干の苛立ちはあるもののまぁ困窮する程ではなく、結局読書やゲームやDVD観賞やらで時間が消費される事を思うとちょっと2代目急逝間際までの関わり方は偏っていたもんだなぁ… っと。
 それによって接したり物事を考えたりする時間が失われていた事実を思うと、こういう待ちの合間というのもさして悪いもんでもなかったのかなぁ… と、思わないでもなし。
 
 とは言え、3代目が到着したらしたでまた変わるんでしょうけど、ね…
 
 でも今回改めて初代に感心しまくりでしたわ。
手入れしやすいケース、無駄の無い配線、余裕のある電源、とても3年間押し入れにほったらかしの状態のモノだったとはとても思えない。今度来るPCの内部がどういう事になってるのかは解らんがなるべく無駄を排して大事に使ってやろう… そう、思いましたよ。