「ボヤ記」

 
 今週続いていた肉体労働も今日で終わり! って事で朝から張り切って。
退社前には何とか月曜日に業者に持って行ってもらいやすいようにと綺麗に
積んだダンボール箱が200個強。詰め直し等をしたせいで10キロ以下の
モノなぞ1つも無く最大で40キロ近いものもあるが… うん、よぉやった
よ自分、っと達成感と肉体の疲労にボンヤリしつつも心地良い気分に浸りな
がら気持ちよく退社〜っとしようとしたら、
 
「ちょっとUSA-Pさん、いいかな?」
 っと総務課長。
「なんでしょう?」
「いやね、月曜日の廃棄書類の件なんだけどね、立会いをお願い出来る?」
「はぁ?」
 保管期限は終了しても個人情報だから機密種類、って事で専門の業者への
処分委託で積み込みん時の立会いならわざわざ言う筈は無いのだが… っと
思い尋ねてみると本社からの意向で積み込みだけでなく処分完了までの立会
いをしなければならない、との事。って事はトラックに同乗してって事か?
「それ自体は別に構いませんがしかし… 本来、総務職系のキャリアの為の
経験とかって点で、私のような現地採用で単年契約の人間よりも他に適任者
はいるかと思うのですが… 」
「いやこの支社だけなら良かったんだけど全部の機関をって事になったら、
業者がトラック三台で、って事になってね。二台で考えていたんで私ともぅ
一人は決まってたんだけど後がねぇ… 」
「●●さんとかはどうなんです? 逆にわざわざ総務課長自らが行く必要は
あまり無いかと思うのですが… 」
「あぁ●●? あれ、駄目。いい加減な仕事しかしてないヤツに機密書類の
処分なんての任せられないから。実は●●は…」
 っとさして聴きたくも無い話になったが要するに人材がいないから仕事を
ちゃんとする私にしようと。
 
 で、月曜日は8時前に会社に行かなければならなくなり… って、私6時
20分の電車ってあぁた、家を出るの5時45分くらい? いつもより45
分早いだけではあるがしかし…
 
「あ、早出残業は当然つけていいから」
 はい、どうも、ありがとうございます(涙目)。