「日記っか雑記」

 
 下関より帰ってまいりました。
行きも帰りも指定席は満席って情況は日本経済の復興を表していのでしょう
かねぇ… 「いざなぎ」に並んだっても全然ピンときやしないんですが。
 
 事前の電話では身体の御不調を仰っていた義母も御元気そう、義兄も仕事
と勉強にと御元気そう、ってのですごくホッとしてお墓参りに出かけたりも
したものですが、色々考えたのはやはり下関駅を観てから、でしたね…
 
 今年の正月に乞食のせいで駅舎が丸焼けになってしまった痕跡は既に綺麗
に塗られたペンキで見えなくなってはいても傷跡そのものは隠しようもなく
何よりもごっそりとあの三角屋根が無い状態ってのは凄い喪失感があって。
残念ながらありし日の姿を写真に残しておかなかった事が悔やまれますが…
そりゃぁまぁいつまでもあのまま、ってのは無いのは解ってはいても、時期
を見て新駅舎へと建て替えをするものだと思っていたからでしれがまさか乞
食の放火によってゴッソリ失われてしまう、ってのはちょっと考え難いもの
でしたがしかし…
 
 人の世、と言うもはずっとそういうものなのかもしれん、っと。
 
 気持ち等の準備をしてのお別れやらが出来る事の方がそもそも僥倖であり
今まででも音信普通や行方不明になったりした人もお別れをした人もいくら
でもいるんですが、何て言うんですかね… 自分の「生」っか「命」も込み
で、解っていても尚、シンドイし寂しいもんだなぁ… っと。
 
 少し汗ばむも風が乾かしてくれる折角のいい天気の下で考える事じゃねぇ
んですけど(苦笑)、今こうして家に帰ってみて浮かぶ笑顔やら何やらをば
しみじみと感じるUSA-Pでありました。
 
 
 
 
 
 
 
 …ま、あんまりしみじみしてても明日は仕事なんで片付けをしないとあき
ませんのですが(苦笑)