買わない。
Subterranean サブタレイニアンのたお氏が新たに始められた別館のブログの記事で知ったのですが…
妻が大好きな日本テレビ版・堺正章、夏目雅子、岸部シロー、西田敏行の『西遊記』のDVDボックスが発売決定、ってのを知ったので、とりあえず調べてみるとこれが珍妙なシロモノでございましてなぁ…
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残念ながらイギリス国内未放送の13話と特番以外は英語吹替えのみなのと画質があまり良く無いって話なのでスルーしたんですが、このブツがAmazon.ukでの購入って条件は付くものの送料込みで1万円程度しかかからないのを思うと最終的に全話トータルで10万近い値段を払わなければならないようなのって何かナメてますよなぁ、お客を。っか何でしょ、この不自然な分割。てっきり第一シーズンと第二シーズン+特番かと思ってたのに…
日本だけで毎年色々なオマケを替えてリリースされてる?『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション プレミアム・ボックス』とかおかしな商売がまかり通っているのもどうかとは思いますが、それよりもそもそもTV番組のソフトで10万近くボッタクリをするのが日本ではデフォルトになってる、っては一体どういう事なのか。
海外でもTV番組のDVDソフトはいくらでもありますがしかし、シーズン1のみで1万を超えるような値段のモノなんて見た事ありませんっての。まして昔の作品で、得にコレという特典も無いのに4万もするのなんてねぇ… ザッと今Amazon.comで調べてみたんですが例えば『Star Trek The Original Series - The Complete Seasons 1-3 (1966)』なんて本編22枚組プラス特製ケースにDVD特典満載で$175.98*1、最近の作品にしたって日本でも放送されていた『Sex and the City - The Complete Series (Collector's Giftset) (1998)』でも全4シーズンをディスク19枚に収録+特典ディスク1枚の二十枚組みプラス特典付きで$199.99、っと、他にも例をイチイチ挙げるのも面倒なんで割愛しますが大体ディスク1枚あたり$10〜$15程度にしてるんですよな。多分、わざわざ買う人の数なんて限られてるんだから、って事からそうなっているんでしょうが、別にコレはアメリカだけの話じゃぁなくて世界的に見てもそれが普通なんですよ。日本のように自国内のソフトなのに¥3000以上、って設定してんのがどうかしてるんです。そんだけの価格をボッタクリして製作者や出演者に還元されてるか? ったら、そうでもないワケですし…
私はね、儲けようって事そもそもを悪く言う気はサラサラありませんが、ロクに買ってもらえるだけの商品にしないくせに値段だけとんでもねぇボッタクリ価格にしての売ってやるって姿勢は大嫌いです。大体、レンタル店から搾り取る事を収益のメインにしているからこその価格設定としか思えねぇっての… で、そんな商売はハッキリ言って畸形だし、こんな事やってる連中に違法DL云々、海賊版云々なんて言われたかねぇっての。
ま、
こりゃぁユーズドとか値崩れバーゲン品か、それともプレスの中国版(笑)待ち、ですかのぅ… 買う金が無いワケじゃぁないんですが、こんな品物に真っ当にお金を払う気にゃぁなれませんのぅ… っと思いつつも一応妻に話してみたトコロ、
「イラネ」
っと一蹴でしたな。
「お金が無いワケじゃぁないけど全話出来がいいか? って言ったらそうでもないんだし… ねぇ?」
それじゃぁお気に入りのエピソードだけレンタルしてきたのかr(以下略)。
*1:コレの日本版が定価¥92,400(税込)ってのも凄いよね… まぁ翻訳の手間はあったにせよしかし5倍近いってのはねぇ…