遥かなるインド映画への道程。

 
『Elaan (2005)』の、乱暴なんだけど世界を相手にしたエンターテイメントっぷりに驚き、『Mission Bollywood』でインドの伝統を活かしつつもそこに留まる事をせず、それでいて豪華で贅沢な映像とスターの世界… 特にAishwarya Rai、素敵ッ! 天の与えた才を努力で磨いた素晴らしさよ!… に本格的にインド映画の個人輸入を考えてこの数日ネットに潜っていたのだが、どうにも事が上手く進まない。
 ぶっちゃけAmazonのインド版があれば最高なんだが… 何せアメリカやカナダやらのAmazonカスタマーセンターはインドにあるんだしノウハウはあろうに… それはまぁ贅沢だとしても、タイ映画の時にはeThaiCD.comといういいサイトを見つけれたのと比べると、インド映画のDVDやらを販売するサイトにコレってのが無いんよね。例えば品揃えと安さでは断然IndiaWeeklyなんだけど、何故か新規メンバー登録が出来ない。最初はセキュリティソフトのせいかとも思ったがどうもそうではないようで、単純にショップ側にシステムのエラーのようで… って事で他をあたってみるものの、品数が少なかったり、値段がAmazon.comAmazon.UKどころか国内の輸入ショップ並の値段だったり、検索が使えなかったり… っと、ちょっと利用してみる気にはなれないページだらけで。やっとこさインド国内にあるショップでそれなりの品数と値段のを見つけた! っと思ったら国際発送がアメリカとイギリスだけだったり、全世界への送料が国内の10倍以上の値段になってたりと話にならない。
 
 加えて。
 
 タイ映画を観始めた時と同じなんだけど、インド映画好きの方はいてブログなりHPなりがあっても私のようなエンターテイメント好きにはあまり役に立たないページが多くてねぇ… 他人様が好きなモノを貶す気なんざぁねぇんですよ。でも、私にとっての娯楽は文芸大作や恋愛や人間、社会ドラマじゃぁねぇんですよ。それこそが至上、これこそがインド映画! って価値観は結構ですが、私はそうじゃぁないんですよ。それこそ時代で消費されてしまうだけのものだからこそ描けるものがあるし、膿み、荒んだ日常なればこそ、せめてその映画を観ている間だけは忘れさせてくれて、楽しかった事以外は何も残らない作品だからこ愛しい作品はあるんじゃぁないんでしょうかね…
 
 そりゃぁ年間600だか800本だか製作されてるインド映画の全部を日本でチェックする事なんて不可能に近いし、全部が全部面白い作品なんてのはりゃぁしないんだけど、エンターテイメントだから、コメディだからという以前にただただ見下したり馬鹿にしたりする姿勢ってのも私には不毛でのぅ…
 
 まぁそういう場が無いのなら自分で作るしかねぇんだけど… 時間も金もねぇ以前にこうもツテに悩むんじゃぁなぁ… っと、その道程の遠さにゲンナリもして。
 
 とりあえずの手がかり、足がかりとしてのサイト、無いですかのぅ…