「映画、雑記」

 
 インド映画のミュージカルシーンだけを集めた『MISSION BOLLYWOOD』っ〜
DVDを昨夜観まして、かの国の映画産業の豊かさと懐かしさを満喫しました。
 
 んで今日、
なにげなに夕食後にTVをつけると丁度BSで『雨に唄えば』がスタートしたんで
チラ観のつもりが初めて観る妻共々最後まで観てしまうくらいに面白かった!
今年『プロデューサーズ』を観た時、ネタとしては断然に、抜群に私的にツボ
どころじゃない最高! っと思えた楽曲なんだけど、映画としてはイマイチに
思えてならず、
「やっぱ映画として一発、映画ならではの画を見せてナンボっしょ〜
 例えば『雨に唄えば』のあのジー・ケリーの雨の中でのダンスとかさぁ…」
 っと妻と話していたんだけど、なにせ一番最近に観たのが4、5年前のまだ
リマスターされてねぇボロっちぃ画質・音質だったから気持ち的には割り引き
&眉に唾付けげな気分いたんですよ。それこそ「昔の方が… 」なんてジジイ
になっちゃぁね… とか。
 でも、杞憂でしたの…
 間違いなく、映画として『雨に唄えば』の方が出来がいい!
どう考えても美術やら撮影技術やらから言えば『プロヂューサーズ』の方が
手間も時間もかかってるのに、やっぱり映画の画としてよく考えられていて
観客の気持ちをキチンと画で導いてくれるんですよな… あの空間の広さ、
カット割りしないでカメラの動きだけで見せるからダンスの表現が途切れる
事なく伝わってくるあの気持ち良さ!
 
 … っと大満足で観終えて思い出したのが冒頭のインド映画のDVDで。
スター、歌、そしてダンスを見せるという事においては間違いなく、この黄金
期のハリウッド映画の素晴らしさに学び、そして御手本としているんだな…
だから気持ちいいんだなぁ…
 
 ナドと、とりとめもなく考える水曜日。
あぁでも、素敵な作品を観るのはやっぱり楽しい、気持ちいいッ!